40代貯金なし!お金の心配がむくむくと湧いてきます!

 

人生において一番働き盛りでありながらも、支出が最も多いのは40代ではないでしょうか?

 

住宅や車などのローンだけでなく、子どもの教育資金や交際費、また親の介護などで支出が多いのもこの世代といえるでしょう。

 

実に40代で貯金がないという家庭は約35%といわれています。約3分の1の家庭には貯金がないという状態です。

 

40代貯金なし!この不安定さとどうつきあうべきか

貯金がなくてどうしようという人は少なくありません。今回は、40代貯金なし!の人に向けての記事です。

 

とっさの時にまとまったお金がないと不安になりますし、もし家族の大黒柱に何かあったときにはやはり備えがある方が安心するという人も少なくないでしょう。

 

子どもがいる家庭では教育資金を、また老後のための貯蓄などが必要と考えている人も少なくありませんが、貯蓄はどのくらいあったら安心といえるのでしょうか。

 

 

貯金はいくらあれば安心できる?

 

天井知らずで多く貯蓄をしていても、まったく貯蓄がない人も同じ不安を抱えていることが多いものです。

 

生活を切り詰めて節約をし貯蓄をしても、人生100年時代を迎えている昨今では、あと60年近く節約をし続けることになります。

 

そして、年金をもらいながらもその年金額では生活が厳しいからと、さらに慎ましやかな生活を送る。

 

たとえ1千万円貯金をしていても、年間の総支出額が250万円であれば、無収入になった場合4年ですべて使ってしまう計算になります。

 

もちろんまとまったお金を持っていることで、とっさの時の支出に備えることはできますが、1千万円の貯金があっても老後まで安泰というわけではありません。

 

むしろ、全然足りません!

 

そう考えると、いくら貯金しても平穏は訪れません。数億くらい貯金ができれば安心感も増しますが、一般の40代のサラリーマンが残りの人生で貯蓄する額は知れたものです。億単位の貯蓄なんて、投資で当たらない限り夢の話です。

 

スキルを持つという意識変容が大事

40代以降、老後まで安心して過ごすために必要なのは、「つぶしの利くスキルを持つ」こと!

 

実際に年金が少なくても、仕事をして収入を得ることができれば、年金だけに頼ることなく使えるお金が増えることになります。

 

ただそうはいっても、70歳になってもバリバリ仕事をせよというわけでも、一生涯働かなければいけないわけでもありません。

むしろ、老年だからこそ余暇を楽しみながら、健康のために仕事をするというのが管理人の理想だったりもします。

 

 

平均寿命が伸びた分 いざという時の蓄えも必要

また、日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が81.32歳と世界でも長寿である一方、健康寿命は女性が73.62歳、男性が70.42歳となっています。

 

今の40代の人たちが年金を受け取るのがちょうどこの年代となります。

 

 

しかし平均寿命と健康寿命には10年近く乖離があることから、年金を受け取ると同時に病気やケガなどで、健康的な生活が送れなくなり、入院したり寝たきりにて過ごす時間が長くなるというデーターもあります。

 

特に寝たきりになっている人の中には、生活習慣病による患者の割合が高く、不摂生な生活を送っている人ほど若いうちから闘病したり、入院したりして医療費がかかってしまう傾向にあるようです。

 

入院することで、医療や介護サービスを受けることになりますが、さらに若い頃から闘病することで余計にお金がかかり、貯蓄することができない状態になりかねないかもしれません。

 

40代でお金がないと心配するのであれば、まずは一生涯働くことができる仕事やスキルを持つこと。それと健康でいることをセットで考えることで現役世代を、ある程度は維持することも可能です。

 

ただそうはいっても、「言うは易く行うは難し」でしょう。そう簡単に見つけることが出来れば誰だって苦労しませんよね。

 

でも、敢えて言います。

 

それでも、「スキルを持て!」と。

 

先のことは誰にも予測できませんが、昨今の日本経済や世界情勢を見る限りお先真っ暗です。

 

 

ベーシックインカムの導入

最低限所得保障を政府が行い、毎月一定額を支給するというのがベーシックインカムです。

 

既に実施されている国もありますね。

 

国民全員の生活保護のようなものですね。「政府が生活の面倒を見てくれるのならいいんじゃない」という意見もあるようですが、管理人はデメリットの方が大きいと思います。

 

まず、そのお金をどこから工面するのか、格差はなくなるかも知れないけれど既に持っているものはどうなるのか、やりがいや充実した余暇が送れるのか…といった様々な疑問点がでてきます。

 

教育の無償化も同様に問題点がたくさんあります。議論するでもなく勝手に決められて、これでみんなが幸せに楽になるのなら良いのですが、決してそんなことはありません。必ず、そこにほころびや既にある抜け穴がさらに広がっていくのは目に見えています。

無償の教育費は、税金で賄うのですから。

 

ベーシックインカム、一見良さげと思わせながらも、わたしたちの自由を奪うことにもなりかねません。資本主義が素晴らしいとは思いませんが、共産主義が良いとも思えません。

 

いつまでもあると思うな親と金と○○

話を戻します。節約や投資ももちろん大切ですし、いつか貯金ができるようにするという考えを持つことは重要なことです。

 

しかし、それ以上に今までの生活を見直し、食生活や軽い運動を習慣化させることで健康寿命を延ばす。これが、医療費を削減することに繋がります。

 

40代からでも働き続けることができるものを見つけることは、この点から見ても大切だと思えるのです。

 

 

年金を受け取っても十分な生活を送ることができないといわれている現代では、年金に付加して使えるお金を一生涯持ち、生涯現役生活を送ることができるようにすることが重要になりそうです。

 

40代は支出が多い世代だからこそ、いま目先の貯蓄よりも長い人生をどのように過ごすかということを考えることが必要です。

 

自分に投資をしてください。

 

今40代でお金がないことへの心配よりも、ポジティブな思考でこれからの長い人生を豊かに過ごすことを考える方が賢明です。

 

いつまでもあると思うな親と金と健康」 by 管理人ゆう

 

次回に続きます…