
アファメーションを実践して1か月。「効果がない」と感じている人もいらっしゃるようですが、1ヶ月では、ほとんど効果はないと思います。
ですが、半年以上行っているのにまったく感じられないとなれば、毎日毎日きちんと実践しているのに…何が原因だろう?
ひょっとしたら間違った方法でアファメーションを行なっている?
このように、アファメーションの効果が現れなくて困っている人は、アファメーション自体に疑問を持ってしまうしまうことでしょう。
大きな落とし穴にはまってしまう前に、一緒に解決をしていきましょう。
意欲があり過ぎて執着していませんか?
アファメーションは、自分の目標とすることを確実に掴むために、想いを唱えていく方法です。簡単に実践できるのが人気の秘密です。
しかし、みんなと同じように実践しているのに、夢を叶える人とそうじゃない人がいます。この違いは何なのでしょう。
夢を叶える人は願望を引き寄せるために、正しい方法で実践している。夢を叶えることができない人は、
- 何としてでも叶えたい
- 効果を出すためにアファメーションをやり続けなくてはいけない
と言った執着心が成功を邪魔している、と言うことかもしれません。
夢を叶えたい、目標を達成したいと強く思うことは素敵なことですし間違っていません。しかし、その想いが単なる「執着」に変わってしまえば叶うものも叶いません。
夢を叶える人は、目標を「叶った」ことと肯定しながらワクワクと楽しい気持ちでアファメーションを実践している、ということをよく聞くと思いますが、これは本当です。
反対に、夢をなかなか叶えることができない人は、
- もし叶わなかったらどうしよう
- 達成しないと思うとこわい
というような不安な気持ちが邪魔をしています。
悩んだ気持ちを持ち続けていると、いつまでも目標は遠いままです。不安という「執着」をなくすことで、やっと楽しい未来を描きながらアファメーションに取り組むことができます。
ですが、この不安から派生している「執着」はしつこくて昇華できにくいのも事実です。しかし、この不安を取り除かなければ、引き寄せにくいのも事実なのです。
不安をなくすにはただ自分を信じること
邪念を取り払い、心地よい中でアファメーションを唱えることができるようにしていくためにも、自分には絶対できる!という強い信念をもって、あなた自身があなたを守るのです。
夢が叶う・叶わないは「信念」と「運」そして「タイミング」です。すべて、準備が整えば勝手に向こうからやってきます。
そのためにも、自愛して自分を信じましょう。
アファメーションの唱え方
アファメーションは自分で作ることでもできますので、簡単な一例をご紹介しておきます。自分の理想を何度も心の中や声に出し唱えていくだけですので、誰にでもできます。
ただし、注意点もあって必ず現在進行形で唱えていきましょう。
片思いの相手と両想いになりたい場合
恋愛運を上げていきたいのなら、
「○○さんと恋人になれて毎日楽しくてとても幸せです」
仕事を成功させたい場合
仕事運をアップさせるには、
「取り組んでいるプロジェクトが成功し、また新しい企画が決まりました」
このように、物事が既に起きたこととして唱えます。そうすることで、その目標に向かって自分の気持ちが集中し、より夢を掴みやすく、現実にしてくれるパワーが溢れます。
「○○できますように」がダメな理由
効果が出ない、と嘆いているあなたは、もしかして
- ○○できますように
- ○○になっていますように
というような、『願い事』形式で唱えていませんか?
これは、心から物事と向き合わず、「そうだったらいいな」という思いだけで唱えていることになります。そのような状態では、どんなにアファメーションを唱えても難しいでしょう。
自信のなさが強化されるとそれが潜在意識で働いてしまって、逆効果。こうなると、せっかくアファメーションを何度も何度も実践しても、結果は変わりません。
周囲と比較したり、願い事形式で唱えるのは今すぐやめてください。
- 必ず現在進行形
- 肯定的な表現を使う
- 既に達成し手に入れた
小さなことに感じますが、これは意識改革にもとても大切なことです。「叶えたい」「掴みたい」という意識から「(既に)叶った」「(既に)掴んだ」という意識に変えて、アファメーションを唱えてください。
アファメーションの正しいやり方は?
唱えるだけで簡単に効果が出ると言われているアファメーションですが、簡単に取り組むことはできるものの、その方法にはもちろんコツがあります。
肯定的な表現で行なう
「私は○○の仕事で成功し、お金持ちになった」
「彼と両想いになって、来年結婚することになった」
現在進行形で唱える
肯定的な考えと同じく「今起きていること」として唱えたり、またノートなどに記入していく方法もおすすめです。
すでに達成している
肯定的・現在進行形の表現と同じく、自分がすでに達成しているという考えで取り組んでいきます
他人とは絶対に比較しない
他人と比べて「○○さんに勝った」などと言ってはいけません。個人の場合は必ず「私」、組織などの場合は「私たちチーム」などと表現しましょう。
成功した自分をリアルに感じる
アファメーションを唱える内容は、その文章を読んでいて「成功した自分」をリアルに感じるようにまとめましょう。リアルな姿を描くことで、成功に近づいていきます。
内容は誰にも言わない
アファメーションで唱える内容は、他人には言わない方がよいと言われていますね。言ってしまうと、ゴールを邪魔するきっかけを作ってしまい、あなたのアファメーションは成功の道から外れてしまうとか。
しかし、管理人はこれもケースバイケースかなと思ったりもします。打ち明けることで「宣言」しますから、信念が強化されます。
本当に自分を応援してくれる人には話しても良いのではないでしょうか。なので、自分だけの秘密にして他人には教えない…などど、そこまで頑なに考える必要もないかと。
どちらにしても明確な目標を立て、すでに「叶った」という意識を持ってアファメーションを行なっていきましょう。ゴールを設定することは、目標を大きく近づけてくれます。
ですから、まずはゴールを先に決める。それも超リアルで(笑)
効果の出るアファメーションを実践しよう
ただやみくもにアファメーションを実践しても、効果はありません。正しいやり方を実践し、潜在意識から変えていくことが大切です。
とは言え矛盾していますが、アファメーションに正しいも間違った方法もないと思っています。
唱えて違和感がなくゆったりとした気持ちになれるのなら、「単語のアファメーション」でも良いですし、念仏のようにYouTubeの動画を流しても良いと思います。もちろん、自分で好きにアファメーションを作るのもよし!
ただ、1ヶ月くらいアファメーションをやったからといってすぐに効果が出るものでもありません。ですが、何となくスッキリしないのなら、そのやり方が合っていないのです。
以下に注意して行えば何かしら変化は出てきます。
- 現在進行形
- 肯定的な表現
- 既に達成し手に入れた
間違った思いこみは、捨てましょう。
効果は必ずあります。