チャクラのバランスが崩れると、心身の健康状態が悪くなります。
そんな状態のチャクラを修復するためには、アーユルヴェーダとヨガを利用すると良いと言われています。
では、アーユルヴェーダとヨガは、チャクラ修復にどのように役立つのでしょうか。
アーユルヴェーダで期待できる効果とは
アーユルヴェーダには、専用のごま油や薬草オイルなどを使い、体をマッサージする「アヴィヤンガ」という施術があります。
また、「第三の目」があると言われている眉間に、ひたすらオイルを流し続ける「シロダーラ」という施術もあります。
アーユルヴェーダでは、このアヴィヤンガとシロダーラの施術によって、日頃の疲れやストレスによってバランスを崩したチャクラを修復していきます。
バランスを崩したチャクラがある部位は、筋肉が固くなっています。これを施術によってしっかりほぐし、柔らかくすることで、再びチャクラを活性化させていくのですね。
アーユルヴェーダは、チャクラを修復するのに、かなり高い効果が期待できます。しかしその分、施術を受けた後に、かなり強い好転反応が出る場合もあり、チャクラのバランスが大幅に乱れていた場合、施術後に高熱を出してしまう場合もあるくらいです。
また、一時的に感情が揺れやすくなったりすることもあるようですね。でも、これらの症状は、長くても1週間~10日で治まるので、その間はゆっくり心身を休めましょう。
ここで無理をすると、またチャクラのバランスが悪い状態に戻ってしまいます。効果の高い荒療治的な施術だからこそ、好転反応もしっかり出るということでしょう。
ヨガで期待できる効果とは
チャクラのバランスが乱れていると、エネルギーの通りが悪くなります。これを改善するには、ヨガで呼吸の通りを良くすると効果的です。
ヨガは、常に深い呼吸をしながら、色々なポーズをし、体の様々な部位を細かく開いていきます。これにより、固まった体が柔らかくなり、体のあらゆる部位に呼吸が通りやすくなります。
その結果、体全体に深く、新鮮な酸素が行き渡りやすくなります。そして、体に溜まったネガティブなものや毒素も、吐く息に乗せて、スムーズに排出しやすくなります。
これによって心身の代謝が良くなり、チャクラが活性化していきます。そして、ヨガを続けているうちに、チャクラのバランスがどんどん整って修復されると言うわけです。
呼吸は、油断していると、すぐに浅くなってしまうので、ヨガは、短い時間でも良いので、できるだけ続けるようにすることをオススメします。
アーユルヴェーダとは
冒頭でアーユルヴェーダとヨガについて見てきましたが、ここではアーユルヴェーダとはどういうものなのかを探っていきます。
「アーユルヴェーダ」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなことをするのか具体的にわからないという人も多いのではないでしょうか?
心身のデトックスに大きな影響をあたえてくれるというアーユルヴェーダ。今では日本でも多くの人が生活に取り入れています。
エステで取り入られていることもあるアーユルヴェーダとは
エステなどの写真で、額にオイルを垂らしたりマッサージをしている写真を見かけますよね。あれもアーユルヴェーダの施術の一つなんです。
アーユルヴェーダの施術にはあの方法以外にもいくつもあり、その人の体調などに合わせて治療をしていきます。
アーユルヴェーダを通して自分の体質を知る
アーユルヴェーダは、私たちの身体が自然のエネルギーである「ドーシャ」というものからできていると唱えられています。
また、そのドーシャは、3つのエネルギーからなり、
- 「ヴァータ(風)」
- 「ピッタ(火)」
- 「カパ(水)」
の3つがドーシャを形成しているのです。
この3つのバランスが取れていれば、身体は健康な状態を保てると言えます。しかし、このバランスは、人によって異なります。そして、環境や季節によっておこる体調の変化や心の状態などでも、個人差が出てくるのです。
では、この3つの体質はどのようなものか、自分はどの体質なのか、さっそく見ていきましょう。
ヴァータ体質(風)
空と風の要素から構成されたものがヴァータ体質です。風のようにサッと動く性質があります。活発であらゆるものへの好奇心が旺盛、新しいことにもどんどんチャレンジしていきます。
その反面、すぐに飽きてしまう場合も。細かいことが気になってしまって、不安な気持ちも大きく、ストレスに弱い体質です。代謝が悪くなると便秘になりやすいので注意。体内に空気を十分に巡らせて、空気の動きを活発にするのがポイントです。
食欲にムラがあり乱れがちになりやすい。リラックスして食事時間を楽しんでくださいね。おやつでエネルギー補給もOK。温野菜やスープなどで体を温めたり、柑橘系で潤いを与えてください。
ピッタ体質(火)
ピッタ体質とは火と水によって構成されたものとなります。体内の代謝などを表しています。
何事にも熱い情熱を持って行動しますが、実はかなりの完璧主義者。食べることがなにより大好きなタイプです。ただ、胃腸は丈夫だけれど揚げ物や激辛料理などは体調不良を起こす原因にもなります。何かに夢中になるタイプですが、すぐに怒ったり興奮する部分もあるようです。
体内に熱がこもりがちなので、冷たいものを摂取してバランスを取ってください。野菜とフルーツ中心の食生活が向いています。暴飲暴食には気を付けて、食事を楽しんでください。
カパ体質(水)
地と水の要素から構成されたものが、カパ体質です。忍耐強く諦めない性格と、落ち着いた印象があります。おっとりとしていますが、かなりおおざっぱな部分もあるようです。また、鈍感なので、本人が知らないうちに周囲に迷惑を掛けることもあるので注意です。
貯水するように、コツコツとお金を貯めることが大得意です。
食生活からの影響を受けにくい人が多いのが、カパ体質の特徴でしょう。ただ、太りやすく、油断するとぽっちゃりに。油分・脂肪の多いものや水分は避け、香辛料などの刺激的なものが向いています。
あなたは、自分の体質がどれだと思いますか?自分の体質が「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」のどのタイプなのか知りたい場合は、インターネットや書籍での体質判断をぜひ行なってみてくださいね。
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アーユルヴェーダを体験する
アーユルヴェーダは、体質に合わせて施術していきます。
- トリートメントマッサージ
- 食事療法
- ヨガ
- 瞑想
これらを生活に取り入れて、それぞれの体調の改善をしていきます。
いまではサロンやアーユルヴェーダの講座、それにアーユルヴェーダに注目した海外ツアーなど様々なかたちでアーユルヴェーダを学ぶことができます。
自分の体質や不調の原因を知るために一度体験してみるのも面白そう♪
古代から実践されてきたアーユルヴェーダ。今では日本でも愛され、多くの人が体験するほどになり、雑誌でも多く取り上げられています。
ストレスの多い現代、アーユルヴェーダはこれからも私たちを癒してくれることでしょう。
アーユルヴェーダとは、世界三大医学の一つと言われています。5000年以上の歴史をもち、古い時代からインド・スリランカの人々に愛されてきた医学です。世界最古の医学とも言われ、多くの人々がアーユルヴェーダに助けられてきました。
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語です。生命や寿命を表す「ayuh」、化学や知識などを表す「veda」が由来となっています。
病気の悪い部位を取り除いていく西洋医学とは違い、ヨガや瞑想・食事療法などの毎日の生活に関わるものからアプローチしていく医学となっています。