
どうせ夢を見るなら、楽しい夢や好きな人が出てくる夢を見たい…また、「良い夢を見て、翌朝の目覚めを良くしたい」といった人におすすめの内容となっています。
今回は「明晰夢」について解説していきます、明晰夢に興味がある人はご覧くださいマセ♪
思い通りに見たい夢を操りたい
毎晩見る夢は、なかなか私たちの希望通りの展開にはなりにくいですよね。ところが最近、「自分の思い通りに夢を操ることは可能」という説も色濃くなってきました。
「思い通りに夢を操ることができる」とは、一体どのようなことなのでしょうか。
毎日の習慣づけ次第で、夢の内容をコントロールできるようになる
「思い通りに夢を操ることができる」と言っても、ただいつも通りに寝れば良いというわけではありません。
夢は、私たちの脳内の働きによって見るものなので、それを操るには、脳内を操る必要があります。私たちの脳内を人為的に操るには、私たちの意識を、脳に任せっぱなしにしておいては操ることができません。
何だか、無理やり思い込んでいるように感じますが、こうしないと、私たちの意識はすぐに脳にコントロールされてしまうのです。
そして、それと同時に、「完全にリラックスした状態で眠りに入る」ということも大切なポイントです。完全にリラックスできていないと、脳の奥深い部分に働きかけることができないので、脳を操れないのですね。
そして、具体的に夢をどのような展開に操るかは、あなたが望んでいる夢の内容によっても少し変わってきます。
この方法については、次の項以降で、詳しくお話していきますね。
思い通りの夢を見る方法
では早速、あなたの思い通りの展開の夢を見るための、具体的な方法についてお話していきます。
ここでは、「楽しい夢」「好きな人の夢」を例に挙げて、夢をあなたの思い通りに操る方法をまとめました。
楽しい夢を見るには
楽しい夢を見るためには、まず最初に、就寝の1~2時間前までに、完全なリラックス状態を作りましょう。

そして、楽しい夢を見て、楽しさを感じるためのベースを脳内に作り上げていきます。そのためにオススメの方法は、「寝る前に、心が優しく満たされる、静かな音楽を聴く」という方法です。
こうすることで、寝る前に幸福感が高まり、楽しい夢を見るためのベースが脳内に出来上がります。
また、寝る前に15~30分間程度、瞑想をする習慣を付けることもオススメのリラックス方法です。瞑想は、脳内を鎮め、潜在意識の奥深いところまでアクセスすることに役立つからです。
次に、「どんな夢を見てどんな楽しみ方をしたいのか」を丁寧にイメージしていきましょう。
この時、夢に登場させたい場面を明確に頭に思い浮かべ、その時の楽しさ・嬉しさまでリアルに感じてみてください。

この「感じる」ということが、脳内に「楽しさ・嬉しさ」を焼き付け、楽しい夢へといざなう効果があると言われています。
イメージに囚われてしまうと、それが執着になって、脳内を興奮させてしまいます。この状態になると、脳をコントロールすることができなくなるので、必ず一旦忘れて、リラックスして寝てください。
好きな人の夢を見たい
好きな人の夢を見るには、まず、先ほどと同じような形で、寝る1~2時間前にリラックス状態を作ってください。
次に、あなたの好きな人の顔と名前を、あなたのイメージの中でリアルに思い浮かべてください。そして、好きな人の名前と顔をイメージした時、味わう感情までしっかり味わってみましょう。
できれば、イメージングをした時、心が温かく満たされる幸福感を味わうまで感情を感じると、更に良いと言われています。
最後は先ほどと同じように、イメージした好きな人の顔と名前を、一旦忘れてから眠りにつきましょう。特に恋愛感情は執着に変わりやすいため、ここでしっかり意識的に忘れておく必要があります。
これを行わないと、脳がリラックスしないまま眠りに入ってしまうので、夢をコントロールしづらくなります。
明晰夢とは?
明晰夢を見られるようになると、夢を思い通りに操りやすくなると言われています。ここでは、そんな明晰夢を見る方法や、明晰夢の危険性などをまとめました。
明晰夢を見る方法
明晰夢を見るには、眠りにつくまでのあなた自身の状態を、客観的に観察することが必須事項です。

たとえば、布団の中に入ってリラックスし、極限まで眠くなってウトウトしてきたとしますね。その時に、そのまま寝入ってしまわずに、「今のあなた自身の状態」を指さし点検するようにチェックしていくのです。
「今まさにリラックス状態に入った」「今正に眠りに落ちようとしている」といった感じです。寝る時にこれをするのは、最初は疲れますが、夢の中にいる自分を自覚するためには、必要な作業なのです。
もちろん、明晰夢を見るためには、就寝前に完全なリラックス状態を作ることも必須ですよ。そして、夢を見て起きた後は、見た夢をノートに手書きでメモする習慣を付けてください。
これは、できる限り手書きで行うことが理想だと言われています。手を動かして記録することで、夢の傾向をより強く脳内に刻み込むことができるからです。
夢の傾向が把握できたら、次の夜は「この夢をどう展開させていくか」を楽しくイメージして寝てください。
この時も、「リラックス」と「指さし点検」も忘れずに行い、脳内を意識的にコントロールしましょう。
明晰夢は危険なの?

基本的に、心身共に健康で、そのバランスが安定している人であれば、明晰夢を見るためのトレーニングは危険ではありません。
また、慣れていない時に、無理やり明晰夢を見ようとすると、体が拒否反応を起こし、金縛りのような症状を引き起こすこともあります。
さらに、普段から夢見がちで、夢の現実の区別がつかない人も、少し注意が必要です。現実逃避のために、明晰夢を見ることばかりに執着し、その結果、現実に戻れなくて人生そのものを見誤る人も増えていると聞きます。
つまり、明晰夢を見るには心身の健康と安定が不可欠で、バランスを欠いている状態で見ようとすると危険だということです。
まとめ
日頃からのトレーニングと、ちょっとしたコツで、夢を思い通りにコントロールすることは十分に可能です。
また、慣れてくると、夢の中でも自分自身を意識的に動かすことができる「明晰夢」も見ることができるようになります。これには、リラックス状態が不可欠なので、心身の健康とバランスが安定する生活を心掛けましょう。
逆に、心身が不健康だったり、現実逃避の癖があったりする人が夢を操ろうとすることは危険です。日頃からの自分自身のケアと、正しい方法のトレーニングで、安全に夢をコントロールしていってくださいね。