
- 毎日一人で過ごしている
- 寂しいけど、人と関わりたくない
会話に入りたいけど、きっかけが分からない。これらは、コミュ障や人見知りの人の気持ちです。
「コミュ障」と「人見知り」は、同じなのでしょうか?また、それらは克服することができるのでしょうか?それぞれの特徴や、克服方法などまとめました。
コミュ障とは?
昨今のSNSの大幅な普及で、インターネットというツールを使用すれば人と話さなくても会話ができてしまうため、コミュ障の人は多くいると言われています。
また、以前は人と連絡を早急に取る手段は、電話がメインでした。しかし、現在ではメールやLINEを介して会話ができるため、声でのコミュニケーションは希薄になってきています。
ですから、人と直接の接触が少なくなった分、他人と話すことが苦痛な人が増えていることも確かでしょう。一方、人見知りとはコミュ障と同じなのでしょうか。
人見知りとは?
子供の頃は、初めて会う人や慣れない人と話すとき、妙に恥ずかしかったりイヤだなぁと思ったこと
ありませんか?大人になっても、そのような感情持つ人も多くいるのではないかと思います。
無邪気な子供の頃と違ってあからさまに態度に出すことも少ないでしょうが、内気だったり照れてしまう人は人見知り傾向がある人です。
管理人もその傾向があるので、初対面からフランクに話せる人が羨ましいです^^;
コミュ障と人見知りは違う?
コミュ障の特徴は、次の通りです。
- 他人と話すのが面倒
- 本音を言える人がいない
- 挨拶や冗談などのやりとりが苦手
- あまり人と深く関わりたくない
- 会話が続かない
人見知りの特徴は、以下です。
- 初対面の人とうまく話せない
- 警戒心が強くてなかなか心を開けない
- 自分の気持ちをうまく表現できない
- ついマイナス思考になってしまう
- 周囲の目が気になる
コミュ障と人見知りの共通点は?
それぞれの特徴から見ていくと、
- コミュ障・・・人が苦手で良くも悪くもマイペース
- 人見知り・・・恥ずかしさや照れから行動できない
というような感じになります。
次のような、共通点もあります。
その結果、いつも「ぼっち」になってしまう。ちょっと悲しい共通点でもあります。人とのコミュニケーションを円滑に行ない、殻に閉じこもった毎日から卒業したい人もいるかもしれませんね。
以降では、コミュ障と人見知りの克服について見ていきます。
コミュ障の克服方法
まず、会話のコツを学びましょう。コミュ障の人はとにかく人と接するのが苦手ですから、普段もあまり口を開くことは少ないのではないでしょうか。
会話してみるように言われても、オドオドしてしまって伝えたいことも言えない。もしくは、話したい話題すらないかもしれません。突発的な出来事に弱いとも言われていますが、ですがこれは誰でも同じだと思うんですよね。
しかし、です。相手が居ての自分です。コミュ障で損することはあっても、得することは何もありません。10~20代の若い頃はそれで良くても、年齢を重ねるにつれて生きにくくなってきます。
周りの同僚や知人からは「気難しい人」と思われ、さらに距離を置かれます。本当にそれで良いのですか。
コミュニケーションスキルを身につける
上手に会話する必要はありませんが、キャッチボールができないとコミュニケーションは取れません。なので、まずはお手本を見つけてください。
また、彼らが話す時事問題や芸能ニュースなども情報として自然に耳に入ってきますから、他人との会話の際のネタとしても活躍してくれますよ。
聞き上手は話し上手
コミュ障を改善するには、やはり人と会話することが重要になってきます。そのためにはまず、相手の気持ちを理解することが必要不可欠です。
また、相手の気持ちを理解するには、相手が話していることを聞き取らないといけません。
ここでよくありがちな例ですが、コミュニケーションを取ろうとして相手の会話を聞きながら「自分はなんて返答しよう」などと、考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
気持ちはわからなくもないのですが、でもうわの空で返事しても、空回りするだけじゃないでしょうか。ですから、相手が話していることを、最後までしっかり聞くことに重点を置いてください。
無理に自分の気持ちを話すより、真剣に聞いて合間に相槌を打つ方が、相手にも「聞いてくれているな」という安心感を与えます。「聞き上手は話し上手」まさにその通りです。
自分の気持ちを出す
聞き役に徹しながら且つ要所どころに、相づちをうちながらさり気なく自分の話もする。ここまで来るとコミュ障は完全に改善されています。
相手に知ってもらうには、自分の気持ちをしっかり話すのも大切なことです。そもそも、コミュ障の人が「とっつきにくい」と感じられるのは、何を考えているかわからないと思えてしまうからです。
「オタク」とか「話が合わない」と一方的に思われてしまうのって悲しいですよね。
- 職場で自分の意見を言う。
- 知人との会話で、自分の趣味や好きなことを話す。
- 話しかけられたら相手にも話題を振ってみる。
些細なことからチャレンジしてみましょう。たとえ会話がうまく続かなくても、問題なし。だって、みんな下手ですから。
人見知りの克服方法
まずは、挨拶をしましょう。「挨拶は人間関係の基本」です。人見知りの人は、恥ずかしくてなかなか声をかけることができないかもしれませんが、自分の殻を破るつもりで、挨拶から始めてみましょう。
最初はなかなか大きな声を出せなくても、何度か繰り返しているうちに自然に声がでるはず。職場で朝一番にお互いが声を掛け合うと、さわやかな気持ちでスタートできます。
自分を好きになる=自信を持つ
人目を気にしすぎると「周りからどう思われているんだろう?」と委縮しがちになります。自分は自分と、人目を気にすることは必要ないのです。
と、簡単に思えるなら人見知りはしないとの声が聞こえてきそうですが^^;
そうやって少しずつ自分を好きになっていけば、おのずと自信もついてきます。人目を気にせず、自分の思うように行動できる自分になれます。やっぱ、自愛って凄く大切なんですね。

思い切って自分から話しかけてみる
挨拶が日課としてできるようになれば、今度は自分から話しかけてみます。話すことは、会話の練習にもなります。
最初からうまく話すのは難しいかもしれませんが、最初は聞き役に徹すれば良いのです。そして、少しずつ会話を広げていきます。
会話をすると苦手だと思っていた人が実は自分とよく似ていることを発見することがあります。人は自分と共通性があるモノには惹かれ合います。歳が同じ、出身地が同じ…そのことがきっかけで信頼関係が発展することもあります。
表情美人になる
面と向かって話をするとき、無表情よりも笑顔の方が断然気持ちが良いですよね。自然に笑顔が出る表情美人を目指しましょう。
たとえ会話が上手にできなくても、「人見知りで緊張してしまう」旨を笑顔で話せたら、あなたの印象もきっと変わることでしょう。
緊張時って仏頂面になりますよね。で、普段の会話でこのような表情で話すと相手も敬遠してしまうと思いませんか。笑顔で説明すれば不快感はまったく与えません。むしろその笑顔がきっかけで、会話が弾むこともあるかも^^
ぼっちを克服して楽しい毎日に
コミュ障も人見知りも、「ぼっち」という点が共通点があるように思います。独りでいるのは気楽ですが、でも本音言うとちょっと寂しい…と気持ちに勘づいているのなら、「ぼっち」を卒業しましょう。
クリスマスを「一人で過ごす」のも悪くないですが、一人でも楽しいことは、二人ならもっと楽しめますよ。夏休み、「家でのんびりする」のも良いですが、仲間と小旅行なんて言うのも面白いモノ。
「ぼっちは気楽」から「仲間との絆が大切」に変化すれば人生の色がさらにカラフルになるでしょう。色を添えてください。