- 「ここ、来たことある」
- 「はじめて来たのにとても懐かしい」
そう感じたこと、誰にでも経験があるのではないでしょうか?
まさにその時あなたの中ではデジャブが起こっているのかも知れません。そんなデジャブと瞑想には深く関係があるのでは、とも言われています。
デジャブについて、そして瞑想とどんな関係があるのかを調べてみました。
デジャブとは
デジャブはなぜ起こる?
デジャブは、なぜ起きるのでしょう?
「うわぁ、ここ、前も来たことがある気がする!」など、なんとも懐かしくてくすぐったいような気持ちは実はちゃんと意味があるのです。
まず、実は以前に見たことがある場所・人・物などを再度見た場合は、その場所・人・物を意識して思い出している場合は、それは「記憶」として、思い出とし自分の中に残ります。
しかし、そうではなく、無意識に見ていた場所・人・物などを再び見た場合は、「見たことがある気がする」という感覚になり、デジャブのような不思議な気持ちになるのです。
そのほかにも、脳の思い違い・見たものを過去の記憶として間違って捉えてしまうという説もあります。そして、デジャブが起きる原因としてとても気になるのが「予知能力」と「前世の記憶」でしょうか。
無意識に起こる予知能力というものは、誰にでも起こりえるものです。
例えば、明日友人と初めての場所に旅行することになっているとします。そのとき、あなたは、頭の中でその行く場所に関連するような過去の出来事や景色を思い出し、色々と巡らすことと思います。
予知というよりは予測していた、のほうが言葉が合う感じがしますね。
「前世の記憶」というものも、よく言われるデジャブです。絶対に自分が体験することや見ることが無理なはずなのに、「見たことがある」「来たことがある」と感じるのは、遠い前世からの記憶が影響していると考えられています。
しかし、よくテレビなどで霊能者が「あなたは前世〇〇に住んでいた」「前世での職業は○○だった」と言っているのを見かけませんか?
信じる・信じないは人それぞれだとは思いますが、鑑定してもらっている人の前世との共通点などを聞いていると、輪廻転生は確かにあり、時代が変わってもずっとこのように魂は変わらず続いていくんだなと感じたりします。
様々な事例はありますが、詳しいことはまだ研究ではっきりと解明されていないようです。
デジャブが起きやすい人っているの?
デジャブは、比較的多くの人が経験していることと思いますが、デジャブにも起きやすいタイプの
人がいるようなんです。
思春期の頃
デジャブは思春期の年代に多く起きやすいと言われています。年齢を重ねると起きずらいというより、思春期の多感な時期なほうがこの現象を引き起こしやすいようです。
これは、環境などの変化を敏感に受けやすいからだと考えられています。
感受性が豊かな人
周りのことに無関心な人よりも、感受性が豊かで様々なことに敏感で変化などを察知しやすい人の方がデジャブが起きやすいとか。
周囲からの刺激に敏感な人ほど、そのような影響を受けるようですね。
心身ともに疲労している人
デジャブが起きる前に、心身に大きなストレスを受けた人が多いこともわかっています。
脳が疲労すると、錯覚などが起こりやすくなります。そんな時は記憶の障害も起こりやすく、デジャブも起きやすくなります。
出かけることが好きな人
旅行やショッピングなどに活発に出かける人ほど、デジャブが多いとも言われています。外部からの刺激がその影響を与えるようですよ。
確かに、旅行などで見た非日常的な景色は記憶に大きく残りますよね。その残像が、近い未来、デジャブとなって違う場所で感じることもあるのかもしれませんね。
そして、もう一つ、デジャブが起きやすい状態になることがあるのです。それが、「瞑想」です。
でもなぜ瞑想がデジャブを頻繁に起こすのでしょう?
デジャブが起こりやすい原因は瞑想?
今回のテーマである「デジャブとは?頻繁に起こるようになったのは瞑想を始めたから?」ですが、
これは本当なのでしょうか?
デジャブを頻繁に体験するようになった人の中には、「瞑想を始めてから」とう人がとても多いようです。瞑想することにより、脳の動きが活発になってデジャブが起きやすいという説があります。
確かに、瞑想をすることで感性はどんどん研ぎ澄まされていきます。そうすると、多くのことに敏感になり気づきやすい人へ変化していきます。外部からの刺激に敏感になるので、感受性豊かな毎日となっていきます。
このため、瞑想はデジャブに大きな影響をもたらしていると言われていますが、この関係も
「絶対にそうだ」と断定できない部分がまだまだあります。
はっきりとわからない部分があるからこそ、私たちはデジャブがもたらすあの不思議な感覚に
大きく反応するのかもしれませんね。