ホットヨガは汗をかくことで体が軽くなるのと、老廃物がなくなり肌の健康も良くなり、それが美容健康に繋がります。一番の魅力と言っても良いと思います。
何よりジムのように忍耐力を必要としない、無理なくできるスポーツです。
ホットヨガでダイエット効果があるとか痩せたとかと言う声もちらほら聞きます。本当なのでしょうか?中には、やり方次第と言う声もありますので、検証してみました。
ホットヨガにはダイエットは効果はあるの?ホントに痩せれる?
水分が抜ける分、体重は減る
体重が多い人ほど最初のうちはみるみる体重が減っていきます。
しかし、単に余分な蓄え過ぎていた水分が抜けただけなので、実際に痩せるためにはそこからが勝負!地道な努力も必要です。
下半身には効果がないかも
もともと下半身は脂肪をつけやすい場所が多くありますね。中でもホットヨガのように汗を大量にかいて温かい体に冷たい水分補給を続けていると、下半身が冷えていきます。
さらには水分は体の中でどんどん下に落ちていきますので、足の甲やふくらはぎがむくむようになります。冷えた体だと活動力が低下していくため、自然に体温を上げるために脂肪を蓄えていきます。
ん~いい感じにプヨプヨホカホカの脂肪体形が出来上がり!というわけです。気を付ける必要がありそうですね。水分補給は常温でと言われています。できるならば温かい飲み物にすると良いですよ。
でも、温かい部屋で大量の汗をかいたら冷たい飲み物を飲みたい!と思うものです。これに気をつければ無駄に下半身が太ることもなく、ダイエット効果に繋がります。
ホットヨガの美容効果は?肌ツルツル?
便通が良くなるから肌にも影響
ホットヨガで血流が良くなり便秘体質が改善され、結果的に肌も健康的になると言われていますが、実際かなり影響があるようです。
ヨガにより使わなかった腹筋も使うようになるので、そのことも便通に影響しているのかもしれませんね。
肌が明るくなって透明感が出た
肌のきめや化粧のノリなどで肌質が変わったことがわかります。
1日ぐらいではわからないのですが1ケ月以上継続すると、どんなにホルモンバランスが変わる女性であっても安定して美肌を継続できていることを実感できるでしょう。
男性こそスッピンですから、美肌を感じやすいようですよ。
ホットヨガの消費カロリーってどれくらい?1日の食事目安量から考えるとどうなの?
ホットヨガは、一時的に水分が体内から抜けて痩せたと勘違いし、ドカ食いの習慣がついてしまうなどの危険もあります。
1日の食事目安量と比べると、どの程度の消費カロリーがあって消費しているのでしょうか。そして基礎代謝量が上がれば継続的にホットヨガをすると、どの程度効果に繋がるのか見ていきましょう。
ホットヨガの消費カロリー
ホットヨガを1時間行った際の消費カロリーは300kcalほどです。これが多いのかどうか?
それと比べると低い消費カロリーですが、ホットヨガの良いところはカロリーを消費することだけではなく、ゆったりした動きの中で基礎代謝アップ力をつけていくことにあります。
それに伴い、痩せやすい体質になって良くという考えです。
1日の食事目安量と比べるとホットヨガってどのくらいの消費?
摂取目安量
成人の女性は2,000kcal、男性は2,600kcalぐらいが1日に必要な摂取カロリー目安です。
デスクワークなのか、営業で歩き続けているのかなどで必要な食事目安カロリーは人それぞれ違います。年齢や性別でも違いますのであくまで目安です。
どの場合にもそれ以上摂取すると消費できなかった分が、徐々に蓄積されて体重に表れて来ることになります。
基礎代謝量目安
成人女性は1,170kcal、男性1,500kcalです。
食事目安量以上に高カロリーを摂取すると太ると言われているのですが、人間には基礎代謝といって寝るだけ、呼吸しているだけでも体に必要なエネルギーが消費されています。
ホットヨガを1時間行って300kcal消費しても残り530kcalを消費しなくてはなりません。300kcalの消費ならまあまあの消費カロリーでしょうか。
ですが、目安のカロリー以上に良いことがあります。実は、ホットヨガは基礎代謝量がだんだんとアップしていくということが魅力的なのです。
ホットヨガで基礎代謝量がアップするとはどういうこと?
ホットヨガは瞬間的に使う筋肉ではなく意識的に普段使わない筋肉をゆっくり丁寧に刺激しながら動かすため、より体内の筋肉までも動かすと言われています。
その結果、体内の脂肪を燃焼させ筋肉に導いていくことで基礎代謝が上がってカロリー消費がしやすい体に仕上がるというわけです。
ホットヨガは消費カロリーで見ると普通成績ですが、体重減少だけが効果ではありません。楽に余分な水分を出して基礎代謝量がアップするのであれば、継続は力なりであるといえるでしょう。
基礎代謝量アップのためのホットヨガを中心に行い、階段利用やひと駅歩きなどでコツコツとカロリーを消費することも大切です。確実に効果を出すなら、ホットヨガ教室に通うという方法もあります。→ 人気のホットヨガ