瞑想でエンドルフィンを増やすと脳内はどのような状況になるのか

 

瞑想を行うとすっきりする、前向きになれるなどという感想を聞くことはありませんか?瞑想を続けることで、不安な気持ちやストレスから解放されることができます。

 

ちょっとした困難にも負けることがない強い心を作ってくれる瞑想は、自分で触ったり作ったりすることができない脳内物質をコントロールし、自律神経にも作用してくれます。

 

脳内物質エンドルフィンとは

瞑想を行うと脳の中では「エンドルフィン」という物質が出ます。このエンドルフィンは脳内麻薬と呼ばれています。麻薬というと中毒性がある薬物を連想しますが、この脳内麻薬は身体や神経を痛めることなく心地よさを感じることができる物質です。

 

エンドルフィンは、楽しい、わくわくするというポジティブな感情を作り出す神経を拮抗させる脳内麻薬です。この脳内麻薬は本能欲を満たしてくれる物質ともいわれています。

 

本能欲とは、眠る、食べる、性欲、生存欲、集団欲などが挙げられます。こうした本能欲は一時的に満たされることはあっても、持続して満たされることはありません。

 

瞑想などのマインドフルネスを行うことで、精神性の高い欲求となりエンドルフィンが放出され続ける状態になるのです。

 

瞑想でドーパミンを増やす

瞑想を行うと、深い呼吸と瞑想に集中することから、高いリラクゼーション効果を得られます。副交感神経が優位となり、幸せホルモンが分泌されやすい状態になります。

 

この幸せホルモンであるドーパミンやセロトニンなどには、心を平穏に保ち、体をリラックスさせる効果があります。リラックス状態になるとエンドルフィンによりアルファ波が出やすくなります。

 

それと同時にセロトニンはストレスを軽減させ、多幸感やストレスレスな気持ちを味わうことができ、自分自身が宇宙の一部である、世界と自分とのつながりなど大きな視点で物事を見ることができ、幸せな感覚を得ることができます。

 

さらに、深い瞑想状態に入ると、このエンドルフィンが脳内で幻覚を見せることもあります。それは、自分の未来の姿を見せたり、成功している状態を見せたりもします。

 

アスリートが勝つために具体的なイメージトレーニングを行うという話を聴いたことがあるでしょう。ある程度瞑想を繰り返し、瞑想が深まるようになると自分自身が成功している姿や目標を達成している姿を具体的なイメージとして見ることができるようになります。

 

このイメージは、単なる願望だけにはとどまらず、自分自身で成功に導くようなポジティブ思考にもつながっていくのです。

 

瞑想を深めていくことで、自分でリラックス状態を作り出すことができるようになっていきます。だからストレスや不安な気持ちに負けない、ポジティブな自分でいることが可能になるのですね。

 

 

瞑想で直感力が研ぎ澄まされる

 

海外セレブや天才と呼ばれる人の中に瞑想を行うという人が多く存在します。瞑想を行うことで脳内の脳波や周波数に影響を与え、ひらめきや直観力が生まれやすくなるというのです。

 

瞑想を行う時には深い呼吸を行っていきます。この深い呼吸は、肺の中に新鮮な空気を取り込み、酸素をしっかり脳まで送り届けるだけでなく、呼吸からリラックス状態を生み出します。

 

人がストレスを感じたり、興奮したりしている時には自律神経は交感神経が優位に立ち浅い呼吸をしていることが多いのですが、リラックス状態になることで、副交感神経が働きリラックスしやすい状態を作り出していきます。

 

人がリラックスをしている時にはアルファ波が出ています。このアルファ波が出ている時には、脳内の脳波は8Hzから14Hzになっています。

さらに深い瞑想を行っていくとシータ波になり、脳波は4Hzから8Hzになるといわれています。

アルファ波が熟睡状態だとしたら、シータ状態は、眠る直前のまどろんでいるような状態を指します。このシータ波状態は人の脳の潜在状態となっており、いわゆるゾーン状態やトランス状態のような集中が高まり、普段以上の能力が出やすい状態になっていきます。

 

人の能力は普通の状態だと20%程度しか使われておらず、残りの80%は眠っている潜在状態です。

 

瞑想を繰り返し行っていくと、深い瞑想状態を得られるようになります。さらに瞑想で訓練を重ねていくと、自分でこの脳波をコントロールすることができるようになります。

 

強いストレスや緊張状態でも、自分自身を潜在状態に導き、いつも以上の能力を発揮することが可能となるのです。物事に対する直観力が研ぎ澄まされ、集中力がアップするとまでいわれています。

 

ほっと一息ついた時に、物事にひらめいたり、仕事のアイデアが浮かんだりして、直観力が優れることから仕事や勉強がはかどりやすくなるのです。

 

また、この直感力が働くことで、物事のタイミングが合いやすくなることもあります。また成功するための自己暗示にも掛けやすくなるから、結果も出やすくなります。

 

さらに記憶力が高まり、集中力も高まることから、ビジネスシーンや試験などの場面でも自分の力をいつも以上に発揮することができます。

 

成功者やスポーツ選手が瞑想を行っているのには、こうした潜在意識や潜在能力を引き出すためなのです。普段のトレーニングはもちろん、強い緊張状態でいかに自分の結果を引き出すかということは潜在能力や潜在意識に働きかけることが重要なのです。

 

瞑想をすることは、自分自身でリラックスすることが容易になるだけではなく、能力開発やいつも以上のポテンシャルを発揮することも可能になります。