
- いつも明るく、前向きな人
- いつも暗く、後ろ向きな人
もし自分がどちらかになるなら、どちらの人が良いですか?周囲にいるなら、どちらのタイプの人が良いでしょう?
やはり、自分自身は前向きでありたいですし、一緒にいるならそんな人が良いですよね。でも、後ろ向きになってしまう人には、そうなってしまった原因があるのです。
自己肯定感が低くなってしまったのは、育った環境や経験が大きく起因すると言われています。自己肯定感が低い人の特徴やそうなってしまった原因を調べてみました。
自己肯定感が低い人の特徴
どうしても自分を認めることができない自己肯定感の低い人。どんな時も、ネガティブなことばかり考えてしまいます。そして、前に進むのをためらいます。
そんな、自己肯定感の低い人たちの代表的な特徴をまとめてみました。
自分のすべてに自信がない
自己肯定感が低い人は、自分のやることなすことすべてに自信が持てません。「どうせ自分は…」という言葉を言ってしまうのが日常的になっているのではないでしょうか。
そして、またかなりの謙遜をしてしまいます。誰かが「すごいね」なんて褒めてくれても、その言葉を素直に受け取ることができず、「ありがとう」とは到底思えず「なんかお世辞言われた??」みたいな感じでしか捉えることができない。
とても損していますよね。


本音を隠して生きる
「どうせ自分は…」と思っているし他人の目を異常に気にするせいか、他人に嫌われたくないという
気持ちも強いし、自分の発言で他人に何か言われたり恥ずかしい思いをしたくないので、周囲に本音を隠して生きるクセもあります。
相手に合わせてみたり自分が好きでもないことにも参加することで、自分の存在価値を確認します。自己肯定感が低いことに対し見て見ないふりをし、蓋をしているとも言えます。
他人の目が気になって仕方ない
自分の行動や、言動に関してまったくの自信がないわけですから、自分の意見を言うことや何かを始めることに関してとっても臆病です。
だから自分が発言したり行動することで、「変な目で見られたらどうしよう」と勝手に他人の目を気にします。自信がないから、他人の目線が気になるのです。

でもすがその割に、他人を気にするのに他人に褒められたいという欲はとても強い。
ある意味ひねくれてもいるので、厄介と言えば厄介でしょう^^;
できないことからはすぐに逃げる
自己肯定感が低い人は、新しいことや苦手なことに対して常に後ろ向きです。誰でも少なからずその気持ちはありますが、失敗を恐れてしまう気持ちが強いのでいつも逃げ腰です。
実は完璧主義
- 仕事でデータを一文字入力ミスしてしまい、何日も落ち込む。
- 運転中、道に迷ってしまって予定時間より大幅に遅れて到着した。
- 初めての料理に挑戦してみたけど、失敗してしまった。
何かに取り組んでいるとき、ちょっとでも自分がミスすると落ち込む…これは自己肯定感が低い人の特徴の一つです。そのミスが、他人から見てとても小さいことであっても、です。
完璧に物事をこなそうとするあまり、
- 「失敗する自分が許せない」
- 「失敗するなら最初からやらない」
と、物事から逃げてしまうのです。
環境が関係?自己肯定感が低くなってしまう原因
自己肯定感が低くなってしまう原因はいくつかあります。それらは、小さいころの環境が大きく関係し、大人になってもトラウマとして心を支配してしまいます。
では、自己肯定感を低くしてしまう原因を見ていきましょう。
親との関係性に問題
一番近い大人と言えば、自分の親でしょう。その親との関係性も、自己肯定感を低くする原因を生み出す場合があります。

たとえば、「どんなに勉強やスポーツを頑張っても、全然褒めてもらえなかった」「兄弟と比べられて、いつも叱られていた」「学校であったことを話そうとしても、何も話を聞いてもらえなかった」など、小さいころに感じた心の寂しさが、自己肯定感をどんどん低くしてしまうのです。
いわゆる、トラウマです。
自分の意見を言えない環境で育った
自分の意見を聞いてもらえないことは、自分の気持ちを押し殺すということです。やり場のない切なさに、きっと大きく傷ついたことでしょう。
過保護ですべて親の言いなりだったから、決定権はなかったかもしれません。また、決められたことしかやってはいけなかったので、好きなことをできなかった場合もあるでしょう。
親以外の大人や自分の兄弟からも、意見を押し付けられて育ってきたのです。これら辛い思いをすれば自己肯定感を高く持つことなどできませんよね。
学校等で先生からの言葉で傷ついた
学校での生活は、ずいぶんと心に影響を与えます。先生の言葉で傷つくとそれが引き金となり、ネガティブになってしまいます。
相手は何気なく言ったのかも知れませんが「学校がすべて」の中で過ごしていると、大人になってもその傷は癒えず、ふとした時に思い出してはそのたびに心が苦しくなります。
自己肯定感を上げていく方法

でもそろそろ殻を破りませんか。せっかく同じ一日を過ごすなら、自分を責めているよりも前向きに過ごす方が何十倍も楽しいです。
前向きな考え・言動をしていく
いつも考えていることや普段使用する言葉は、あなた自身を作ります。だからもっと言葉は慎重に選びましょう。それらによって前向きにも後ろ向きにもなります。
自己肯定感が低い人は、後ろ向きな言葉を発したり考えもネガティブ傾向があります。でもそこを意識するだけで、劇的に変わってきます。
自分にできることからコツコツと実践
どんなことも実践する前に「できない」と決めつけず、まずやってみることが大切です。もしかしたら苦手だと思っていたことがやってみると楽しくなって、人生を大きく変えるきっかけとなるかも知れません。
自分を変えるチャンスは、どこにでも転がっています。できることをとりあえず1ヶ月は続けてみてください。
素直な気持ちを表す
素直に物事を捉えるのが苦手なのが、自己肯定感の低い人の特徴でもあります。もし誰かに褒められたら、素直に「ありがとう」と声に出してみてください。声に出すことで、気持ちも変化していきますよ^^。
声を掛けてくれることに、もっと喜びを感じましょう。
自己肯定感の高い人と過ごす
自分と同じような人といても、何も変わりません。できれば自己肯定感の高い人と一緒に過ごしてみましょう。
ただ自己肯定感が高い人ならだれでも良いというわけではなく、自分が「好きだな」とか「尊敬できる」と思える相手を選んでくださいね。
自分がその人のことを好きで尊敬しているのであれば、「すてきな部分を見習おう」「いつも前向きな秘訣な何だろう?」と興味を持ち、それらを取り入れることができやすいです。

とは言え「類は友を呼ぶ」とも言うので、”周りにそんな人はいない”という人もいるかもしれませんが、意外と自分自身が「今日から変わる」と強い意志を持つとそのようなタイプの人が現れたりもするんですよ。
まさに引き寄せの法則が発動します。
自己肯定感が上がったらどんな人生になる?
自己肯定感を高めていく方法をご紹介しましたが、自己肯定感が上がったらいったいどんな変化が
表れるのでしょう?そして、どんな人生になっていくのでしょう?
自分と同じような人に囲まれてもっと良い波動に
自己肯定感が低いと、周囲も似たような人ばかりになります。ということは自己肯定感が高くなると、自然と周囲もそのような人で溢れます。先ほどとは違い、プラスの働きとして「類は友を呼ぶ」のです。
良い波動は、連鎖します。どんどん広がり、今度はやる気が起きて満たされていきます。
チャレンジ精神と前向きさで明るい未来に
今まで後ろ向きで、否定的な人生を送っていたとしても自己肯定感が高くなると、そんな生活は一変します。
たとえば今までなら、新しいことは始める事すら怖かったはず。しかし自己肯定感が高くなると、どんどんチャレンジしたくなります。
チャレンジするだけではなく「どうしたらこれを成功させることだできるか?」「この辛い作業も、どうやったら乗り越えていくことができるか?」という解決策を考えていくようになります。
その解決策は決して後ろ向きなものではなく、努力する方法を編み出すポジティブなものです。
まとめ
この世にあなたは、一人しかいません。世界にたった一人の自分を愛してください。昔味わった辛い経験も忘れるほどの幸せを感じるためには、自分を認めてあげれば良いのです。簡単なようでいて難しいことはわかっています。
意識を変えるのは今からでも遅くはありません。自己肯定感が低くても、少しずつ今日から変えていくことができます。