
今回は、久しぶりのダイエット記事です。
様々なダイエット方法の中でも、プチ断食は効果が高いと評判です。特に、「リーンゲインズ法」と呼ばれるプチ断食は、「大切な筋肉を落とすことなく、脂肪だけ落とすプチ断食」として注目されています。
そこで、リーンゲインズ法のやり方や効果などについてまとめました。
プチ断食「リーンゲインズ法」は身体の毒素排出に効果的
リーンゲインズ法についてお話する前に、プチ断食の嬉しい効果についてお話したいと思います。プチ断食の最も嬉しい効果は、何と言っても「体の毒素排出効果」です。
胃腸が本来の働きをしていない時は、体内の毒素がスムーズに排出されずに溜まっていきます。もちろん、肥満の原因である余分な脂肪も、その中に含まれています。
このような毒素が排出されることによって、体の内側から、痩せやすい体質に変わっていく効果が期待できます。
さらに、痩せやすくなるだけでなく、体が軽くなって、慢性的なだるさが解消されたり、寝つきが良くなったりするケースもあるようです。
リーンゲインズ法のやり方とは

リーンゲインズ法は、「1日のうち、8時間だけはものを食べても良い」というタイプのプチ断食です。つまり、「1日中何も食べてはいけない」というストイックな断食ではなく、かなりゆるいものです。
また、ものを食べては良いのは8時間のみですが、それ以外の時間に飲み物を飲むことは問題ありません。しかも、通常のプチ断食と違い、断食前の準備も必要ないので、始めたい時にいつからでも始められますよ。
ただし、ここで間違えてはいけないのは、「ものを食べて良い時間は合計8時間」ではありません。「あらかじめ決めた、8時間の間しかものを食べることができない」という意味なので、間違えないようにしてくださいね。
そして、「8時間の間ならどれだけ大食いをしてもOK」という意味でもありません。食べる量は、あくまで自分の体に負担をかけないような量を心掛けてください。
このようなことから、リーンゲインズ法を実践している人は、11時もしくは12時~19時もしくは20時の間に設定しているケースが多いようです。
この時間帯の間なら、「昼食・おやつ・夕食」を食べることが可能になりますね。
リーンゲインズ法は何日続けたら良いの?
リーンゲインズ法は、数日間ではなく、できれば1週間くらい続けるのが理想です。続けることによって、体のリズムが出来上がって来るからです。
最初はつらさを感じることもありますが、そこでやめてしまわずに続けることが大切です。
さらに、人によっては、リーンゲインズ法を始めると、低血糖で苦しむこともあるようです。この時は、眠くて我慢できなくなったり、疲れやすくなったりするので、症状が出てきたら早めに休むようにしてください。
無理をして動き回ろうとすると、体を壊してしまうことがあります。
また、低血糖になったら、炭水化物や糖分をゆっくり食べることもおすすめです。決めた8時間以内であれば、これらを食べる量を多少増やしても問題ないとされています。
そして、最も大切な注意ですが、リーンゲインズ法は体調の良い時に行うようにしてください。寝不足が続いている時や、疲れている時に行うことはやめてくださいね。
リーンゲインズ法による嬉しい効果とは
では次に、リーンゲインズ法による嬉しい効果とは何か、お話していきます。最も特筆すべき効果は、「適切な食事のリズムを取り戻すことができる」という効果です。
食生活が不規則だったり、暴飲暴食が続いたりすると、脳内で食欲が制御不可能になるということを知っていますか?
しかし、改善策はあります。
「決まった時間帯の間だけものを食べる」ということを何日か続けることで、規則正しい食事のリズムが体に定着するようになります。
その結果、食欲も正常に作動するようになり、「自分にとって本当に必要な分だけを食べる」ということが体に落とし込まれていくのです。
そのため、自然に食欲がセーブされるようになり、普段食べる量そのものも少なくなっていく効果が期待できると言われています。
また、ものを食べない時間を長くすることによって、体の細胞が、不要なものをどんどん分解し始めるというデータもあると聞きます。
それによって、体内の細胞がデトックスされ、不要なものを体内にため込まなくなるという効果も期待できます。
さらに、「体内の不要なものはデトックスされますが、大切な筋肉を落とさない」という点も嬉しい効果の1つです。
リーンゲインズ法は「固形物を全く食べない」というプチ断食ではなく、必要な栄養分はしっかり摂るというタイプの方法です。
そのため、栄養バランスさえきちんと考えて食べていれば、筋肉の発育はきちんと行われます。でも、必要以上にカロリー制限をすると、筋肉が落ちてしまうので、気をつけてくださいね。