
よく「しっかりと目標を設定する方がいい」「目標達成にはしっかり計画をする」と謳われています。でも、目標設定が曖昧な方が夢が叶いやすいという噂もあります。
今回は、なぜ、曖昧な方が叶いやすいのか?その理由について検証してみました。
ポジティブになると客観力がなくなる
目標を達成したいとき、いくつかのポイントを挙げていきますよね?
例えば、
- 目標に向かって前向きに行動する
- ネガティブなことを考えない
など。
確かに、物事をポジティブに捉えることは大切です。夢を掴みに行くには、そのような気持ちが結果を大きく左右することもあるでしょう。
でも、あまりにポジティブを意識して突き進むと、目標を失うこともあります。物事を客観的に捉えることが出来なくなり、ただ「目標達成したい」「夢を掴みたい」という思いだけが膨らんでいってしまうのです。
そうなってしまうと、自分の行動に誤りがある時も、気づきません。「一生懸命やってるのになぜ成功しないの?」「これだけやっているんだから叶うはず」という思いが湧いてくるのも至極当然なことです。
しかし、思いだけが先走りると、「なぜ、それを叶えたいのか」という本質を見ることを忘れてしまいます。もし誰かが忠告してくれても、聞く耳を持つこともできません。
ポジティブな気持ちは大切だけれど、壁にぶつかった時、冷静に考えることも必要なのです。
物事がうまくいかなくなった時、違う視点から俯瞰することも必要です。固執した考えを捨てた時、目標達成にググッと近づきやすくなります。
ポジネガ思考はそれ自体が問題ではなく、ジャッジすることが問題ということも知っておきましょう。
あまり捕らわれず、自分の目標を見失わなうことなく、淡々と日常を過ごす。これが一番大切だったりします。
目標が高すぎて途中で挫折してしまう
「△△までに〇〇をする」というような目標設定を立てたとします。
そして、それを叶えるために取り組んでいくことを書き出していきます。
- 「レシピを調べる」
- 「料理教室に通ってみる」
- 「材料をやりくりする」
- 「毎日〇時までに出来上がるようにする」
など、細かく分析していきますよね。
目標達成の為に取り組んでいきたいことがサクサクと浮かんでくるでしょう。目標があると、自分を鼓舞することだってできます。モチベーションが上がるのです。
しかし、その目標が自分にとって知らず知らずのうちに負担になっていることだってあります。厄介なのは、負担だと認識が上がっていないときです。
これは、ストレスと同じモノです。気づいたときは身体を壊しているか精神が不調になっているか。
目標は都度毎に短期で立てる
短期間の目標であれば、モチベーションは保ちやすいですし軌道修正も容易です。しかし、長期間のしっかりした目標は、時に挫折する可能性も大きいということも覚えておきたいですね。
「自分の実力よりも目標がはるかに高かった」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。また、毎日コツコツと取り組んで目標達成に近づいて行くわけですが、時にそれが負担になってしまうことだってあるでしょう。
自分を苦しめない程度に目標を立てるということも大事ですが、でもそれよりも「失敗した」との思い込みは邪魔です。
どうすればもっとお手軽に、尚且つ修正や見直しが容易にできるのか…。
短期のスパンでPDCAを回す
大凡の進む方向は決めておきながらも、目標はその都度毎に短期スパンで立てていくやりかたはどうでしょう?
1ヶ月でも3ヶ月でも自分の目標内容と照らし合わせながら、達成期間を決めておきます。そして、都度毎に見直し、修正を行うのです。
このやり方でPDCAを繰り返しながら、最終的に短期→長期へと繋げていきます。
小さな目標達成を重ねる
ここでのポイントは、小さな目標設定をするということです。欲張って大きな目標を立ててしまうと、達成までに時間がかかったり、また途中挫折する可能性が高くなるのでそれは避けましょう。
小さな目標、おすすめは1~3ヶ月で達成できるような目標を立て、上で挙げたようにPDCAを繰り返していくやり方です。
これの利点は、思考力とセルフイメージが上がることにもあります。成功体験を積み上げて自信がつき、且つ思考力も鍛えられるのですから一石二鳥です。
そして、以下で説明していますが、小さな目標をその都度立てるのでひとつに絞る必要もありません。
目標を絞ることで視野が狭くなる
目標設定した時に、あなたは何をしますか?きっと誰もが、その目標を叶えるために努力をしていきますよね。でも、そのことばかりにとらわれてしまうと、他のことが目につかなくなってしまいます。
目標を叶えたいがために、そのことだけに夢中になると、とっても視野が狭くなってしまう。
かなりもったいない!
「今は、このことだけに夢中」というのも、良し悪しだと思います。いくら目標があっても、面白みのない毎日になってしまいます。
世の中には、その目標を叶えていくためのヒントがたくさんあり、目標達成にたどり着くために
成すべきことを教えてくれます。
柔軟な姿勢を持つとアイディアが浮かびやすい
目標達成を現実にするべく行動しつつも、様々なことに目を向ける柔軟さも大切です。
曖昧だからこそ、失敗した時に「まぁいっか」と楽観的に軌道修正でき、がっくりと落ち込むことなくまたチャレンジすることができると思うのですね。
曖昧な目標は、夢を叶えるためには向いていないと言われていました。たくさんの著者も、「夢を叶えるなら目標は具体的に」と提唱しています。
確かに、それはもちろん大事なことです。しっかりとした目標があれば、次に何をしどんなことに気を付けたらいいのか、どんどん努力を重ね邁進していけることでしょう。
最近ハマっています
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こんなアイディアだって思いつくかも知れませんよ^^
曖昧目標の勧め
でも、実は、いつでもしっかりとした目標があればいいというわけでもない。ちょっとぼんやりした目標の方がくじけずらいのも事実です。
しっかりと目標を立ててそれを達成させるためにはかなり集中します。失敗すればショックは大きいでしょう。
曖昧な目標だと壁にぶつかった時、「まぁ仕方ない」「こんなもんかな」というふうに、こだわりが
少ない分、楽観的に捉えて割と上手に困難を乗り越えることができます。
ガチガチのこだわりがない分、軌道修正も割と簡単だから、目標を叶いやすい高さに変更したり、
他のことに目も向けやすいという利点もあります。
あまり考え込んで目標に突っ走らない方が、周囲の声も素直に聞けて、自分の間違いにも
気づきやすいかも。なので、曖昧な考えが悪いわけではないです。
いつも白黒とジャッジする事の方がしんどいですし、世の中生きづらく狭くしてしまっているようにも思えてしまいます。
今日から、ちょっと視点を変えて、のんびりに曖昧にしてみてはいかがでしょうか?多分ですが、勝手に進むべき方向に進んでいくと思いますよ。