今だからこそサプリ
今、健康サプリや美容サプリで栄養を補給する人が増えていますが、
その背景には、いくつかの理由があります。
現代に生きる私たちは、食事が欧米化したことで飽食になり、
取する栄養分が偏るようになってきました。
そのため、どうても食事だけでは必要な栄養分を摂取することが難しく、
サプリに頼らざるを得ないのです。
考えてみると、30代を過ぎた頃から体力的にキツくなってきましたね。
まだ、20代半ばの人でも翌日の疲れが取れないとか、眠りが浅くなったという人もいます。
その背景には様々な理由があるのですが、
栄養という側面から考えるとこちらの比重は結構重いのではと密かに思っています。
今は、スーパーに行かずともコンビニに行けばほとんど揃います。
野菜だってありますから。
でもそれって、便利になった分確実に失っているモノがあると思うんです。
例えば…
環境汚染などが進み、
本来は栄養がたっぷりあるはずの野菜や果物が弱体化してきているとか。
実際そうだと思います。
その結果、昔に比べて、食材自体の栄養価が下がってきているのも事実です。
そのため、体に良いはずの野菜や果物を食べても、
栄養分をしっかり摂取することが難しくなってしまいました。
これも、現代社会において、
サプリが必要とされる理由のひとつかもしれませんね。
賢いチョイスをするために知っておきたい、サプリの正しい知識
サプリを選ぶ時は、まず、自分にとってどんな栄養素が必要なのかをきちんと把握しましょう。
そして、今の自分に必要な栄養素だけをサプリで補うという形にしてください。
栄養を摂取するのは食事をメインとし、
「あくまでサプリは補助」と考えてください。
最近は、サプリばかりに依存し、
肝心な食生活のバランスが崩れているという人も増えているようです。
これでは、サプリで栄養を補給しても逆効果になってしまうので、
気をつけてくださいね。
もうひとつ気をつけたいことは、「安全な商品を選ぶ」ということです。
残念ながら、今は安全性の低い商品や、
人体に悪い栄養を及ぼしかねない商品も多く出回っています。
このような商品を購入しないように、
まずは製造元・販売元をきちんと調べましょう。
何かあった時の問い合わせ窓口がない所からは、
絶対に買わないようにしてください。
また、「どのような成分が、どのくらいの量だけ含まれているか」も調べてください。
体に必要のない成分が含まれているサプリを飲み続けてしまうと、
かえって体に良くないからです。
大半の商品には、成分の含有量の表示がありますが、
表示のない商品は、できるだけ買わないようにしましょう。
健康のためにサプリを飲むなら、こんな栄養素が入ったものがオススメ!
では、現代人の私たちが健康のためにサプリを飲むなら、
どのようなものが良いのでしょうか。
今最もオススメしたい健康サプリは、「免疫力を上げる栄養素が入ったもの」です。
今の時代は、ストレスや、乱れた生活習慣などによって、
体の免疫力が落ちている人が増えています。
なので、免疫力を上げることは、
あらゆる人たちのテーマですよね。
では、免疫力を上げる栄養素とはどのようなものなのでしょうか。
今、注目されているのは、「ファイトケミカル」という栄養素で、
活性酸素の発生を抑える効果が期待できると言われています。
活性酸素は、体内の正常な細胞を攻撃して弱体化させ、
免疫力を低下させてしまいます。
そこで、ファイトケミカルが入っている健康サプリを飲めば、
活性酸素の発生量が減っていくと言われています。
ちなみに、あまり聞き慣れない「ファイトケミカル」ですが、
実は、ポリフェノールや、緑黄色野菜に含まれているカロテンなども、
ファイトケミカルの一種です。
「忙しくて、なかなか食事でファイトケミカルを摂取できない」という人は、
ぜひ健康サプリで摂取してみてください。
美容のためにサプリを飲むなら、こんな栄養素が入ったものがオススメ!
美容のためにサプリを飲むのであれば、
「ビタミン類が豊富に含まれているもの」がオススメです。
特に、ビタミンCは、美肌には欠かせない栄養分の1つなので、
美容サプリを選ぶ時は、ビタミンCが豊富に含まれているかどうかを調べてみてください。
また、ビタミンEも、肌の老化を予防したり、
傷ついた肌細胞を修復したりする効果が期待できます。
ビタミンCと一緒に摂取すると、その効果が更に増すと言われているので、
ビタミンCとEが一緒に含まれている美容サプリであれば、最強ですね。
また、最近は、「マルチビタミンサプリ」という、
複数のビタミンがバランス良く含まれているサプリもあります。
「ビタミンの種類が多過ぎて、よくわからない」という人には、
マルチビタミンサプリもオススメです。
サプリメントのプラシーボ効果
「プラシーボ効果」とは、薬ではないものを摂取した時に、
薬と同じように症状が回復することを言います。
偽薬効果とも呼ばれ、摂取したものに含まれる成分や謳い文句などを見て
心理的に動かされてしまった場合に起きるようです。
実際は効果がないのに、摂取したことで「効果があった」と
感じてしまうことも含まれます。
サプリを摂取していて、「もしかしてプラシーボ効果では?」と
思う人もいます。
その効果については、摂取している本人の気持ち次第ということもありますし、
実際に効果がある場合も多いにあります。
効果を期待して愛飲する人が多いのは、そんな理由からですよね。
サプリは本当に効くのでしょうか?
効果があるのか、それともプラシーボ効果なのか、
事例を挙げながら検証してみましょう。
プラシーボ効果とはどのような状態?
「プラシーボ効果」という言葉だけを聞くと、ピンときませんよね。
しかし、日常生活の中にこのプラシーボ効果の事例がいくつもあるのです。
これを読んでいただくと、「こういうことか!」と
すぐに納得していただけるのではないかと思います。
さっそく事例をご紹介します。
☆仕事がうまくいく
Aさんは、ここ数ヶ月営業成績も最下位。
周りの同僚と自分を比べ、卑屈になるばかり。もがき苦しむAさんに上司が声を掛けてきました。
てっきり叱られると思っていたAさんでしたが、上
司は優しくねぎらいながら優しく褒めてくれました。
実際は、成績は最下位なはずなのに
「君の〇〇なところがとても良く、お客様からお褒めの言葉をいただいた」
など嬉しい言葉を投げかけられたのです。
叱られるんじゃないかと身構えて萎縮していたAさんですが、
この言葉ですっかり自信を取り戻しました。
それからは、卑屈な考えも消え、自信もついて前向きに取り組めるようになり、
成績も伸び始めました。
自分のことを「優れている」と褒めてもらえたら、
落ち込んでいた気持ちも前向きになりますよね。
サプリを飲んでいたわけではありませんが、
これもプラシーボ効果があったと言えるでしょう。
☆ノンアルコールのはずなのに・・・
ノンアルコールを「アルコールだよ」と渡して飲ませると、
アルコールが入っていないのに「酔ってきた」と言ったり、顔が赤くなる人もいます。
これも、思い込みからくるプラシーボ効果。
こんなプラシーボ効果を経験したことのある人も、多いのではないでしょうか?
☆実は薬じゃないけど・・・
「薬を飲まなければ良くならない」と、
必要以上に薬を摂取したがる人がいます。
本当はそんなに飲まなくても良い場合も、
不安から手放せなくなってしまうんですね・・・。
そんな時、偽薬を混ぜてみても、「薬をちゃんと飲んでいる」
という安心感からか体調が良くなる場合があります。
実際に現在はそのような人たちのために偽薬を処方する場合があります。
飲んだ後はしっかりと睡眠が摂れたり、
体調不良が改善しているそうなんです。
精神的に安定すると、
体調に大きな変化をもたらすことが良くわかりますね。
このような思い込みでの良い効果も、プラシーボ効果と言えるのです。
サプリは本当に効くの?
サプリを飲み始めて変化がある場合、
それがプラシーボ効果とは違うという区別はどこで決めるのでしょうか?
非常に難しい部分だと思いますが、
サプリに入っていた成分がきちんと摂りいれられているかが分かれば
良いのだと思います。
それには、体内の成分を調べなければいけないかと思いますが、
ちょっと大掛かりになってしまいますね。
実際にサプリには、効果効能を期待した成分が多く含まれています。
こんな成分はこんな症状に良い・・・という情報を、
サプリを作った各々の会社は大きく掲げ、謳い文句にしています。
体調を良くしたいと思う利用者は、
そのような説明文を読み、大きく期待して購入をします。
それに、その効果効能は決して嘘ではなく、
それぞれの会社が研究して選りすぐりな材料を集めて作ったサプリ。
少しでも現在の症状を軽減してほしい・厄介な症状を予防して欲しい、
という気持ちで作られています。
効果がある・ないという区別は、
サプリを飲んでいる本人のみにしか感じられない部分が大きいでしょう。
そもそもサプリを飲み始める時は、
みなさん効果を期待していて信じていますよね。
「効果があってほしい」という思いと、「本当に効果があった」
という体感が合わさると、最強なのではないでしょうか?
暗示効果は、使い方で大きなメリットを生みます。
体調の悪い人や心に元気のない人も、
暗示効果すなわちプラシーボ効果で明るくなったり病気が良くなることも
事例として多くあります。
企業家やスポーツをしている人にも、自己暗示を利用して前向きに取組み、
大きな結果を残した人も多くいるそうです。
「病は気から」という言葉もありますが、実際にサプリを飲んで変化が表われたとき、成分が効いているという本当の効果と飲んでいるために感じるプラシーボ効果の相乗効果で、より効果が高まるのかも知れません。