何かに迷ったとき、あなたはどうしますか?家族や恋人・友人に相談して、答えを導くお手伝いをお願いするでしょうか?
でも本当は、既に自分の中に答えはあるのをあなたは知っています。
答えが自分の中にあるってどういうことなのか?
悩み・迷い・問題がある時、人は「どうしたらいいと思う?」と他人に聞くことがあります。または、その解決方法を書いた本を読んだり、調べたりしますよね。
そんな時、あなたはそれらの意見・方法をすべて聞いているのでしょうか?
そんな場合「やっぱりそうか、私は間違ってないんだ」と思うと同時にホッとしたりしませんか?
その逆で「なんか違うな?」と感じることもあるのではないでしょうか?
これは、人の意見を聞いて自分の考えがどうなのか確認しているような状況でもあると思いますが、
「答えはすでに自分の中にある」ということを他人に気付かせてもらえたということになります。
元々自分の考えがあって、でもなんだか不安で周囲に相談したり悩んだりする。
他人の意見を聞いて、それに対して「やっぱりそうだよな」「いや、なんか違う」と感じるということは自分の中に最初から自分の意見・答えが存在しているということなのです。
外側ではなく内側を見る大切さ「内観法」
悩んだ時、どうしても他人(自分の外側)に答えを求めがちです。だから、人に相談したり、解決法を探して本を調べたり、外へ外へと向いていってしまいます。
しかし、そんな時こそ自分自身(内側)の声に耳を傾けましょう。自分が辛いとき、視界が狭くなり、どうしてよいかわからなくなる時、自分の外側に頼ろうとせず内観するのです。
答えが欲しくてすがるような思いで意見を聞くと思いますが、実は自分が日頃話す言葉や行動に答えが隠れていることがあります。
内観法を実践する
ですから、こんな方法から実践してみてください。
いま自分がぶつかっている問題の解決方法は、自分の心に問いかけてみましょう。静かにゆっくり、「どうしたいのか」「すべきことは何か」を考えていくのです。
内観法ですね。
外側からの意見は、きっかけに過ぎず、本当は最初から自分自身(内側)に答えがあるのに気づくはずです。
例えば、あなたが誰かに相談された時、「自分の好きな道を選んだ方がいいよ」とあなたが答えたとします。でもその言葉こそ、自分の悩みに対する答えだった…という事は多いです。
つまり、相談を受けてアドバイスをしたことが自分に対する答えでもある。