引き寄せの法則を知って実際にさまざまなものを引き寄せられるようになってきている人の中で、その成果を出すスピードが速い人と遅い人がいます。
欲しいものやなりたい自分にはできるだけ最短で、軽やかに手に入れたいと思っていませんか。この引き寄せスピードの速度は自愛ができるかどうかが大きなポイントになってきます。
引き寄せが上手くいっていない、引き寄せているけれどスピードが遅いと感じている人は一度「自愛」について考えてみましょう。
自愛とはどのようなもの?
日本人の美徳として「謙遜」という言葉がありますが、例えば「自分自身はまだまだ」「自分なんて取るに足りない」などという自分を否定する言葉をよく使ったり、謙遜ではなく「自分には無理だ」「どうせ自分なんて」などという言葉を考えたりすることはありませんか。
この自分自身を否定する言葉を遣っている人は、自分に自信がない上に自己肯定が低いということが言えるのです。つまり自分の価値を小さく見たり、自分自身を認めていなかったりすることなのです。
自愛ができる人は、ナルシストや自信家のことではありません。
ですが、管理人は自分が嫌いよりナルシストの方が良いと思っています。ナルちゃんのイメージって「傲慢」さがありませんか。わたしの中では以前は「ナルシスト=傲慢」っていうイメージでした。
でもね、よーく考えてみると自分が嫌いって言うのが引き寄せの中では作用点にもなるのですよね。自分を嫌いな人がどうして他人を好きになれるのか…と問われればちょっと言葉に詰まってしまいませんか。
なので、わたしは大いにナルちゃんになって欲しいと思います。ただ、誤解しないで欲しいのですが、わたしの思っているナルちゃんは程よくセルフイメージの高いバランスの取れた人のことです。
嫌みなナルシストや鼻持ちならない自信家では困りますよ。
さて話を戻しますが、引き寄せスピードの速い人ほど自己肯定が高く、自愛でき「自分自身をありのままに受け入れている」「ダメな自分も認め自分自身を大切な存在だと思っている」という特徴があると思っています。
いつも自信満々というよりも、「自分はダメなところもあるけれど、こんなに良いところもあるからこれで良いのだ」と自分を丸ごと愛している人のことです。
しかし、今まで自分に自信を持てず、習慣的に自分のダメなところにフォーカスして過ごしてきた人はどのようにしたら、自愛できる人になれるというのでしょうか。
自愛に定義はない 自愛すると寂しくなる?
自愛の仕方に決まった方法や定義はありません。自分の気持ちに寄り添って、自分自身を大切に扱うことが一番大切なのです。
例えば、仲の良い友達が苦しんでいたり、悩んでいたりするときには、話を聞いてあげてその気持ちに共感してあげられるという人は多いのではないでしょうか。
しかし、自分が悩んだり苦しんだりしているときはどうでしょうか?「こんなことで悩んでいるのはちっぽけだ」「私はダメダメだ」と自分を責めていませんか。
他人に対しては優しい言葉をかけて癒そうとするのに、自分自身には厳しい言葉をかけていることに気がつきますよね。
自分自身も苦しんでいるのであれば、一番わかっている自分が癒してあげることが大切なのです。自愛することで、今まで自分を粗末に扱っていたということに直面して寂しい気持ちに気がついてきます。
誰の心の中にも住んでいる自分自身のインナーチャイルドは、自己否定することで傷つき、自己肯定や自愛されることで、癒されることができます。
インナーチャイルドの見つけ方
インナーチャイルドを癒したときの言葉は今の自分を癒す言葉でもあります。
- 「泣かないでいいよ」
- 「そのままでいい」
- 「あなたは頑張っているよ」
- 「みんなにわかってもらえなくても私があなたのことをわかっているよ」
などの言葉をかけてあげることで、インナーチャイルドを通じて自愛することにもつながっていくのです。
責めグセをやめて自愛グセをつける
今まで自分のことを責めていた人は、自分自身を認めたり褒めたりすることは難しいと思うかもしれません。
少しずつでも自分を認め、できない自分や自分の希望がかなっていない場合やなりたい自分になれていないと感じていても、そのような自分自身も丸ごと愛してあげることで、自愛グセがつけられるようになってきます。
自愛グセがつくことで引き寄せスピードも格段に上がっていくようになるのです。