
キバリオンという言葉を聞いたことがありますか?何千年も昔からあるこの法則は、引き寄せ法則の原点といってもよいでしょう。
今回のテーマは「キバリオン」です。
引き寄せの奥義キバリオンとは
「キバリオン」便秘のような名称(失礼^^;)ですが、古代からある栄智の法則です。元々はエジプトが発祥の地で、そこから全世界にどんどん広がっていったものだとか。
引き寄せの法則の原点がココにあります。
引き寄せの法則の根本的な原理を述べるこの法則を理解すると、自分の能力をあますことなく発揮でき、それと同時に欲しいものを手にすることができると言われています。
…と聞けば気になりますよね^^
キバリオンには7つの原理があり、この法則を一歩ずつ自分の中に取り込んで学んでいくのが効果的だとか。多くの著名人がこの法則を取り入れて、成功を手に入れています。
人生を謳歌するために、キバリオンを理解し7つの法則を取り入れてみましょう!
①思考の法則
一番最初に出てくるこの法則は、ウィリアム・W・アトキンソンの教えの中心になる考えです。私たちが生きているこの世界は、様々なもので作られています。

たとえば、家・車・食物だって、すべて「もの」ですよね。しかし、キバリオンの考えではそうではありません。私たちの「思考」が、世界を作っているという考えなんです。
②投影の法則
私たちが生きているこの世界は、自分自身の考え・そして感情などが投影されてできています。だから、自分の考え次第で世界も変わっていきますし、良いもの・悪いものどちらになるのかも自分自身の責任であるということですね。
また、投影の法則にはもう一つあり、私たちが住む下界と、霊的である上の世界はつながっていて、
それぞれが支え合い与えあっているという考え方です。
確かに、私たちは亡くなった人や見守ってくれている守護神などからスピリチュアルなメッセージを
受け取り、そのメッセージを心の支えにして新たに行動したり静観したりということもありますよね。そして、逆に、こちらの思いを込めて祈ったりすることもあります。
確かに、それぞれの思いをつなぎ、すべてつながっています。投影の法則は、その「絶対に切り離して考えられない世界」というものを説いています。
③引き寄せの法則
7つの法則の中で、一番耳馴染みのある法則かもしれませんね。そう!「引き寄せの法則」です。
すべてのものに波動があります。そして、自分の波動と共鳴したものを引き寄せることができる真理です。

自分がポジティブな気持ちでいれば、波動もポジティブなものを発します。しかし、ネガティブなものであれば、それ相当のものを引き寄せてしまうので、要注意。
何かをつかみ取りたいと思ったら、とにかく自分の波動を高め、前向きな考えを叩き込むことです。
この「キバリオンの7つの法則」を読者は、『いいことがたくさん起きている。プラス思考を保つのが大変だが、キバリオンの法則に寄り添って生きていきたい』と記しています。
自分の気持ちの持ちようで、世界をより良いものにしていくのが可能なことを、引き寄せの法則は教えてくれていると感じますね。

④極性の法則
両極にある二つのものから見える世界を「極性の法則」と言います。代表的なものでは「光・闇」「良い・悪い」「大好き・大嫌い」などでしょうか。
たとえば、とても好きな人がいるとします。その人といると話も弾み、心が躍るから一緒にいたい。
でも、一緒にいるだけで不快で、とにかく離れたいと思う「大嫌いな人」もいる。
「大好き」な人がいるからこそ、「大嫌い」な人も存在するのです。両極なものがあることで、感情が成立します。
⑤リズムの法則
人間だけではなく、動物にも、物にも、エネルギーにも、すべてのモノにはリズムがあります。
昔流行した、アメリカンクラッカーというおもちゃを覚えていますか?長い紐の先に、ちょっと重さのあるプラスチック製の固いボールがついていて、そのボールをリズムよくぶつけて揺らして遊びます。
また、球が左右に揺れるゆりかごのような置き物もありますが、それも一定のリズムにより振り子が揺れる仕組みになっています。
これらは、振り子の原理を表したものです。右に揺れ、左に揺れ、時にはぶつかって前後に揺れる。この動きは、地球に存在するすべてのものに当てはまる動きなのです。
私たち人間も、常に同じ場所に留まっているというわけではなく、振り子のように前に進んだり、何かに躓いてまた後退してしまったり、せっかく良い方向に進んでいたのに、グンと沈んでしまったり・・・。
この動きこそが、リズムの法則なのです。
⑥原因と結果の法則
自分が一生懸命取り組んでいたことが残念な結果だった場合、とてもつらいですよね。
「せっかく頑張ってきたけど、仕方ない」と思いつつ、落ち込んでしまいます。また、無事に成功した場合は「頑張ってきてよかった」と前向きな気持ちになります。
身の回りに起こることすべては、原因と結果の法則が作用しています。すべて、必然であって、偶然起きたことではないのです。

「原因と結果の法則」も、「投影の法則」のように自分の考え・感情などが大きく反映されて今生きている世界をつくっています。ですから、自分の思いが原因となり、結果を作り出しているということになりますね。
この本を読んだ読者の中に「私とは世界の中の何なのか?という疑問があったが、原因は自分が作ってこのような世界をつくっていることが分かった」と言っていた人がいます。
このように、原因と結果の法則が理解できれば、日常の過ごし方も変わって成長していけるでしょう。
⑦両性の法則
さて、ここまで6つの法則についてまとめてきました。キバリオンは、こちらの「両性の法則」で最後です。
私たち人間や動物には性別があり、男性か女性として生まれてきます。しかしこの性別は、物質的な意味合いのものであり、キバリオンでは違う見方をします。
一つの存在に男性のエネルギーと女性のエネルギーがあって、その二つがバランスを保っていることで、あらゆることが可能になります。
このエネルギーも必ず二つで1セットであり、片方が欠けてしまうことはありません。エネルギーがバランスを保ち、いくつもの困難を乗り越えたり、製作や創造することができるのです。
キバリオンを生活に生かすには?
「最近仕事で躓くことが多い」と感じた場合はリズムの法則を思い出し、活用してみましょう。仕事にもリズムがあるということを思い出せば、「なんとかしようと無理なことを考えるのはやめて、じっくりと時が来るのを待とう」と思えます。
「片思いがつらい」「何もかもうまくいかない」と思った時は、引き寄せの法則を思い出しましょう。自分の思い一つで、未来の状況は変わっていきます。
ネガティブに「つらい」と思うのではなく、「片思いでも話せるだけで幸せ」「毎日小さな幸せを見つけよう」と気持ちを切り替えていきましょう。
このように、いつもキバリオンの法則を心掛ければ、自分の望むことが向こうから近づいてきます。形のないものを理解し、思考を切り替え、普段の生活に生かしていくことは容易ではありません。いつも前向きでいることは、とても大変なことです。
しかし、ちょっとでも心に留めておくと、なにか問題が起きた時も気持ちを立て直すのがスムーズにいきます。それは、あなたがもっと楽しくて豊かな毎日を過ごすために、ぜひ実践して欲しい方法です。