
今まで、誰かを本気で好きになったことがない人もいらっしゃるようです。
そのことで、
- 「もしかして、自分がおかしいの?」
- 「どうしたら良いの?」
と、自分を責めてしまう場合もあるかもしれませんね。
また、もともと「好きになる」ということ自体に関心が向かない場合もあります。
それには理由があります。理由を知って受け止めてください。自分を責めてはダメですよ。
「人を好きになる」という感情を知り、人生をもっと充実したものにしましょう!
好きになれない理由は?
人を好きになれないという心理には、理由があります。
それは決して一言では言い表せないほど、過去に辛い経験をしたのかもしれません。心に受けた傷や、自分が身を置いていた環境など、自分が悪いとは言えないこともいっぱいあります。そして、性格の問題などもあるでしょう。
ここでは、自分が人を好きになれない理由を探っていきます。
恋愛するのが怖い

何らかの理由で恋愛するのが怖いと、人をなかなか好きになれません。過去の恋愛で経験したことのトラウマなどがそうですよね。
たとえば、
- 恋人に傷つくことを言われた
- 結婚する予定だったのに二股を掛けられ、もう一人の相手と結婚してしまった
- 嘘をつかれたり、名前や住所も別のものだった
- 恋人と急に連絡が取れなくなって会えなくなった
- 相手が既婚者だったのを知らないで交際していた
などと、結構ひどいことをされた人は実は多いです。
知人の話ですが、「恋人ができた」と喜んでいました。でも、交際開始時から「忙しいから」と言われて向こうからの連絡を待つしかない状態だったそうです。
会うのも彼女の自宅ばかりだし、なんか変だなとは思いつつ、我慢して相手の都合に合わせていたそう。ある日相手が家族らしい人と歩いているのを見て、相手が既婚者でずっと騙されていたことに気づいたらしい。(この時点でかなり遅い^^;)
後日問い詰めたら結婚していることを認め、それから音信不通になったとか。
会うたびに「結婚しよう」と言われていたので、すっかりそのつもりで将来を描いてしまっていたけれど一気に現実に引き戻され、それからは恋愛するのが怖くなってしまったそうです。
今でも心の傷は癒えず、恋人はいらないと言っています。

相手にとってはただの遊び相手だとしても、自分にとっては場合によっては大きく人生を変えてしまうこともあるのが恋愛です。
こうなると過去の辛いことがフラッシュバックして前に進めず、本気で人を好きになることができなくなってしまいます。
本音で向き合えない
決して相手に本音でぶつかることができない人もいます。
その心理としては、
- 自分の本心を知られたくない
- 相手に嫌われるのが怖い
といった理由で、無理してでも相手に合わせてしまう。
どうしてこのような気持ちになってしまうかというと、
- 自分はダメだ
- 人目が気になる
などの劣等感からくることが多いようです。
「嫌われてもいいから、しっかり本音で向き合いたい!」という場合は、自分を変えていくしかありません。まずは、自分を責めることをやめましょう。
自己肯定感を上げていけば今まで後ろ向きだった感情や行動も、大きく変わっていきます。堂々と胸を張って、人を好きになりたいですね。
現実の人には興味がない
マンガやアニメのヒーロー・ヒロインが好きで、二次元の世界に没頭している場合、その世界で好きなキャラクターできてそこに夢中になる人がいます。
同じ作品が好きな仲間と知り合う機会も多いと思うのですが、それはあくまで同士であって、一緒にその作品を応援するだけです。
そもそも人との恋愛に興味が持てないのが、こういったタイプの特徴でもあるようです。現実政界で恋愛しなくても同じ方向を向いている仲間がいるので、寂しくないのです。
人に興味を持たず実存しないキャラクターに恋するため、現実の世界での恋愛は難しい場合があります。
他にやりたいことがある
やりたいことがあって毎日充実していることは、とても幸せなことです。「仕事が楽しくて仕方ない」「大切な趣味があって、それに没頭したい」という人も多くいます。
恋愛至上主義ではなくほかに楽しみややりがいを持っている人、いますよね。仕事や趣味などを通しての出会いもあると思いますが、最初から「恋愛したいから出会いが欲しい」と思っていないので、その部分に重きを置きません。
人と関わるのがイヤな性格
一方で、人とか関わるのが苦手な人もいます。
たとえば、
- 超潔癖症で、自分のテリトリーに入って来られたり汚されるのがイヤ
- 人目を気にせず気ままに過ごしたい
- 誰かと一緒にいるのが苦痛
など。
改善するためには少々時間がかかるかも知れませんが、人との関わりがどれだけ幸せなことかを実感できる体験を重ねていくしかありません。
好きになれないは自分が嫌いと同じこと

人を好きになれないということは、決して人と分かり合えないということではありません。また自分も相手を理解できないのに、相手が理解なんてしてくれるわけありませんよね。
心を開かない自分に対して「あの人ってちょっと変わってるよね」と敬遠されることもあります。気づいたときには、いつの間にか独りぼっち…。
では、人を好きになれるとどう変化するのでしょう?
このように良い循環に恵まれます。チャンスにも恵まれ、楽しい人生が始まるのであれば、改善したくありませんか。
人を好きになるためには自分を愛する
- 自分に自信を持ち、本音を話せるようになること
- 相手に関心を持ち、よりよい人間関係を築くこと
そうなれば、仕事も趣味も、今までよりも視野が広がってもっともっと輝けます。
自分に自信を持つためには、自分のことを認めること。「どうせ自分なんて」「周囲から比べたら劣っている」などの劣等感は捨てましょう。
自己肯定感を高めることで、どんどん自信がついていきます。自信がつくと、「こんな自分も愛おしい」と思えます。
まとめ~人生好きになったもん勝ち
人を好きになれなくても、自分の人生にはなんら支障がないと思う人もいるかも知れませんが、でも、人を好きになれるといいことがたくさん起こります。
自分に自信を持つことができると周囲にも気を配ることができるようになるし、周りへの関心も芽生えます。
相手を思いやり理解することで様々な人がいることを知り、自分をもっと好きになるきっかけを作ってくれます。
人が好き=自分が好きということです。