
「ぼっち飯」「ぼっち参戦」など、最近よく耳にしますよね。
このような言葉であれば、「一人ぼっちでいることを楽しんでいる」ようなポジティブな印象を受けますが、「ぼっち」と好んで一人を楽しむ「孤高の人」は本来意味が違います。
友達がいないぼっちのひとの特徴や、孤高の人との違いなどを探ってみました。
「ぼっち」とは?
まず「ぼっち」を見ていきましょう。
その雰囲気から、周囲からも「かわいそう」という目で見られてしまうことも多いようです。
ちなみに一人でご飯を食べたり、一人で出かけたりという状況を楽しんでいる人は、「ぼっち」というよりも「おひとりさまを満喫している」というような言葉で表した方が似合う気がします。
友達がいない人「ぼっち」の問題点
自分が周囲からどんなふうに思われているか、誰でも気になります。
- 「もしかしてぼっちの原因を作ってるのは自分?」
- 「でもその原因って何だろう」
と感じた人も居るかもしれません。
そこで、友達がいない人の特徴を挙げてみました。
近寄りがたい人になっていない?
自分の行動を振り返って、以下の行動はできているでしょうか?
- 人と話すとき、きちんと相手の目を見て話す
- 何か聞かれたとき、自分の気持ちを伝える
これらができていればあまり周囲から避けられたり煙たがられることは、少ないのではと思います。人の目を見れなかったり、暗い雰囲気だと近寄りがたい印象を与えてしまうのも事実です。
周囲から避けられる原因がある
ぼっちになっていまうのは、やはり周囲にそれなりに避けられる原因があるようです。
以下のようなことが当てはまれば、それがきっかけで避けられているのかも知れません。
挙動不審な動きは周囲から見ると不信がられますし、清潔感が無いのはちょっとイヤですよね。
また、話がうまく続かなかったり返答が突拍子もないとそれ以上仲良くなるのも難しい。きっかけが掴みにくいでしょう。
そして、これが一番のネックになっているのかもしれません。威圧感や不機嫌な態度は周囲を困らせ不快にします。
誰しも毎日気持ちに波があるのは当然ですが、「自分の機嫌は自分でとる!」毎日笑顔でいるのは難しいですが、周囲を不愉快にするのは避けたいところです。
友達はいらない!孤高の人が一人になったきっかけ
友達のいない「ぼっち」の人の問題点をいくつか見てきました。
それを読んでハッと「わたしにもある」と思った人、ダメな部分に気づいた人もいるのではないでしょうか。管理人もその一人です^^;
いったい何が原因で、一匹オオカミの「孤高の人」を作り上げたのか見ていきましょう。
性格的に合わなかった
何となくの友人関係を続けていたけれど、実は全然性格が合わなかった…という経験、あると思うのですが、どうでしょう!?
特に学生時代の多感な時期などは、一人になりたくないから周囲に合わせるという人もいます。
いま現在、一人でも楽しく過ごす孤高の人も、そういう経験をしたことがあるケースが多い。性格が合わないと一緒にいても楽しくないし、結局疎遠になっていくのは仕方のないことです。
大事な友人に裏切られた
次はこのようなケースです。
自分が信頼して何でも打ち明けていた人に裏切られたのがきっかけ…
でも、自分がとても信頼していた人に裏切られると「この先友達はいらない!」っていう気持ちになるのもわかります。
一人が気楽

これらが原因で「一人でいたほうが気楽♪」と、孤独を感じずに楽しく過ごしている孤高の人は多いようです。
自分一人で過ごしていれば、誰かに振り回されることもイヤな問題に巻き込まれることもなく、自分のペースを守って過ごせます。
無駄な関係に見切りをつけるのも賢明!
性格の不一致、仲間外れや相手からの裏切り…面倒な人間関係はとても疲れます。
自分が、「もう無理」「一緒にいる意味がない」「煩わしい」と思ったら、こちらから見切りをつけるのも大切でしょう。
いつまでも誰かに振り回される時間は、確かにもったいない!
孤高の人とぼっちの違い

友達のできない「ぼっち」、そして「友達はいらない」孤高の人。はたから見ると似たように感じる部分があるのですが、実はまったく違います。
孤高の人は「友達はいらない」という気持ちをもって日々過ごしているので、孤独に悩まされることも周囲に無理に合わせることもありません。
では孤高の人は、どのようなスタイルを貫いているのでしょう。
孤高の人は人に流されない
孤高の人は、周囲がグループで行動していて楽しんでいるのを見てもそのグループには特に興味がわきません。
一人でいても、「どうしよう」「一人は寂しい」などと心が乱れないのです。
自分は自分!というスタンスを大切にしているので、周りに流されることもなく、自分のペースで過ごすことができます。
一方、ぼっちの人は、ぼっちから解放されたいがために周囲の人に流されてしまうこともあります。
自分の意図と反することをしてしまい、それがきっかけで結局またぼっちに戻る、ということもあるようです。
孤高の人は自分の意見がある
孤高の人は、周囲と意見が合わなくても「それは違う」「私はこういう意見だ」ということを伝えることができます。
孤高の人は実はフレンドリー
孤高の人は、単独行動をします。ですから周囲の人から見ると「どんなことが好きなんだろう」とミステリアスな存在です。
しかし、実際に話してみると、とてもフレンドリーだったり。
自分のスタンスがあって臆さず話しますし、姉御肌的なサバサバした人が多いのも特徴でしょう。また、周囲のことを良い意味で「気にしていない」ので、陰口を言うような陰湿さもありません。
ぼっちの人は人と話すときに躊躇してしまい、また人目を気にする人も多いので、ハキハキ話すことが苦手と言う人が大半でしょう。
まとめ
色々と探ってみて思ったのですが、「ぼっち」も「孤高の人」も好きで一人でいる時間を楽しんでいるのならそれはそれで良いのです。
「孤高の人」はコミュニケーションスキルは高いのに、あえて一人を選択しているのですから。
ただ、「ぼっち」であきらかに独りぼっちになってしまう原因を作っていて友達がいないのでしたら、それは自分で改善できるように自分の言動や、身なりなどを直す努力も必要かもしれませんね。

若い頃はそれで良くても、年を重ねるとやはり気心の知れた友人がいないのは寂しいモノです。
でも本人が「この生き方が楽!」と思っていて、好きで一人でいるなら、周囲からどんなに孤独に見えても、本人が幸せであれば、全然OK♪だと思います。