
- 「一緒にいるとイライラしてしまう」
- 「一つ一つの行動にムカついてしまう」
あなたの周りに、あなたがついそのような気持ちになってしまうような人はいませんか?
実はそのようなムカつく人こそ、自分を投影していると言われています。
この法則は「鏡の法則」と呼ばれる心理学。
どうしてこのような現象が起きるのか、詳しく調べてみました。
鏡の法則とは?
- 夫婦は合わせ鏡
- 他人は自分の映し鏡
などの言葉を聞いたことがあるかと思います。
心理学での鏡の法則の考え方は、『自分の周囲の人の行動や発言、身の周りで起こる出来事は、自分を映し出した投影』というものです。
たとえば、
- 親しい友人だけど、つい欠点にばかり目が行ってしまう
- とてもわがままな上司に振り回されている
- 一緒に働いている人が苦手
など、ネガティブな気持ちになる人がいませんか?
これらは、相手の態度を変えていくというのは困難ですし、不可能に近いかもしれません。ですから、環境が変えたり、自分の心の在り方を変えなければ尽きない悩みですよね。
こんなに自分が嫌な思いをしている人物や出来事が、自分を映し出している鏡だと捉えるのは、なんだかちょっとイヤだな…と感じる人が大半だと思います。
わたしも自分に置き換えてみると、「自分はこんなところがあるの?」と落ち込んでしまいました。でも、これは自分が変われば、相手も変わるということにるのです。
他人は自分の映し鏡
鏡の法則は、「他人は自分の映し鏡」という考え方です。自分が大嫌いだと思っていた人が、自分の気持ちを投影していると考えたら、ちょっとショック
ですよ。
たとえば、「人の悪口や文句ばかり言っている人」が近くいたとします。その話に同調しなかったとしても、聞こえてくる話題にあなたはウンザリ。
でも、それは鏡の法則でいうと、自分の映し鏡ですから残念ですが、自分にもそういうところがある、ということになります。
類は友を呼ぶ
自分の友人関係を振り返ってみましょう。あなたの親しい友人は、どのような性格をしているでしょうか?
「全然似ていないけれど仲良し」という場合もありますが、だいたいは「考え方が似ている」とか
「思っていることが同じ」、という場合が多いのではないかと思います。
つまり、意見や思考に同調できる=気が合う、ということになりますよね。
自分自身がネガティブで文句ばかり言っていたら、周囲の友人もそのような人ばかりになってしまいます。そして今まで傍にいた人も、辛くなって離れていってしまうんですよね。
その反対に、いつも明るく困難があっても頑張っている人には、同じような前向きな友人ができます。
まさに「類は友を呼ぶ」。
自分の周囲には、自分にピッタリな人が集まってくるのです。
一緒にいて楽だからというだけではなく、お互いに高め合って成長していけるような関係が本当の友人。自分も相手も、楽しく明るく前向きな気持ちでいられる関係が理想ですね。
周波数
この宇宙に存在するものすべて、それぞれ振動しています。それは物だけではなく、私たち人間にも振動をしています。
私たちは常に振動し、周波を出しています。
また、私たちの体内には細胞がありDNAを持っていますが、DNAのなかにバイオフォトンというものが含まれています。


それは光を放つ素粒子で、その小さな小さな素粒子が私たちの体内の細胞の一つ一つに宿っています。
そのバイオフォトンがあることで人間は身体の細胞から光を放っていると言われています。また、人間だけではなく、人間以外の動物や植物などの生命体も発光しているそうです。
この光は私たちの目では見えない微弱なものではあるのですが、高性能カメラなどを用いて目にすることができるものです。
光が強く体内から放たれているイメージをすることで、実際にバイオフォトンが増加し、さらに意識をグッと高めると指先が強く発光する…というのも実験で分かっています。
私たちは、何かを成し遂げたいときや意識を高みに持っていきたいときなど、強くイメージングしますよね?その場合と同じように、発光力もイメージングで調整ができてしまうのです。
バイオフォトンは、私たちの心や精神と深くつながっているとも言われていて、自分自身のイメージが発光に比例していくという説があります。
これはあくまでも説なのかもしれませんが、これが本当ならば「イメージしたことがエネルギーとなり、物事を動かす」という事柄も嘘ではないと捉えられます。
などのなんとなく抽象的に感じるようなスピリチュアル系のことも、’イメージングしたのだから、このような出来事は起きて当たり前’というような認識に変わっていくでしょう。


そしてバイフォトンは、人間関係にも大きな影響を与えます。体内の細胞同士は、この光を利用して交信を行なっています。
ですから、自分に似た人・気が合う人なども引き寄せる力があるようなんですよ。
細胞同士がコミュニケーションを取る、だから「気が合いそう」「仲良くなれそう」と思った人と出会い、人間関係が広がっていくのかも知れません。
人間関係を好転させる方法
さて、さきほど「自分が変われば相手も変わることがある」というお話しをしましたが、それは本当ですし思ったより簡単に実践できます。
方法は二つ。
さっそくご紹介しますね!
波動を上げる
現状、「周囲がムカつく人ばかり」という人もいるでしょう。それを「自分が好きな良い人ばかり」という状況に変えていく方法はひとつ。
「自分が変わっていく」という方法しかありません。
・いつも機嫌の悪い顔をしていないか? → 笑顔で接するように心がける
・不平不満ばかり言っていないか? → 不満を言う前に改善点などを探して現状を変えていく
・つい悪口を言っていないか? → 人のことを言う前に自分を振り返ってみよう
・周囲と自分を比べてしまわないか? → 人は人、自分は自分。自分を大切にして
最初は慣れないかもしれませんが、何か不満を言いそうになったら「人のことを言う前に、自分はどうだろう?」と改めて考えてみたり、ノートに書き出してみるなどして実践していきましょう。
ポジティブになるということは、自然と波動もあがります。その波動に相応しい人が、自然と周囲に集まってきます。
今まで傍にいたネガティブな人は、気が合わずに去っていくでしょう。または、あなたの行ないをみて相手もどんどん変わってきます。
自己肯定感を上げる
波動のパワーを上げたなら、今度は自己肯定感もググッと上げていきましょう。自分のことをよく理解し、認めてあげることが大切です。
たとえば、
・私は何事もスローペースで、なかなか職場の皆についていけない。本当にダメな自分…。と、自分を責めていたとします。
「どうせ私なんて」感がたっぷりの気持ちは、自己否定感が強くなるばかりだからダメです。
そんな時は、このように変換してみましょう。
・私は何事もスローペースだけど、誰よりも丁寧な仕事をする。しっかり見直しもするから、ミスも少ない。頑張ってる!
…と自分を励まして褒めてあげて。
たったこれだけのことを習慣化させていくだけで「私はこのままでいいんだ」「私は私」と自分を認めて好きになっていきます。
どうか自分を大切にして、自己肯定感もどんどん上げていきましょう。それだけで運も開けますし、何より明るい自分になれますよ。
まとめ
自分が嫌だと思っていた人が、自分の投影だと言われたらとてもショックかも知れません。でも、自分自身が変わっていけば、周囲も良い方向へ変化していきます。
自分がポジティブでいることで、理想とする人間関係が手に入るんですよね。人間関係が好転するためには、自分の心掛けが大きく影響することを覚えておいてくださいね。