瞑想を行っていると眠気が襲ってきたり、そのまま眠ってしまったりすることもあります。眠気は瞑想を行う上では、自然なことなので眠気を催す事が悪いことではありません。
肉体的な疲労や睡眠不足、ストレスフルな日常を送っていると、瞑想の静寂やリラクゼーションによって眠ってしまうこともあるのです。
瞑想を行わなくてはならないのに、眠ってしまうと瞑想の効果が薄れてしまうのではないかと心配になりますよね。でも大丈夫です。
瞑想とは自然のありのままを受け入れることなので、眠くなることも受け入れても大丈夫です。瞑想を繰り返すうちに、眠気を感じなくなり瞑想に集中できるようになってきます。
瞑想時の眠気対策
とはいえ、せっかく瞑想を習慣化しているのであれば、しっかり味わいたいという方には次の方法を試すことで眠気を撃退することができます。
瞑想を行う時間帯を変える
ヨガでは朝、夕2回の瞑想を行うことが良いとされています。朝、しっかり朝日を浴び、顔を洗って、深呼吸してきれいな空気を体内に取り込みましょう。
すっきりしたクリアな頭の状態で行う事で、眠気に誘われることは減ります。
また、食後2時間以上空けて行うようにすることで、血糖値が上昇し眠くなる時間帯も避けることができるのです。
運動後やヨガと一緒に瞑想を行う
ウォーキングやジョギングなどを行った後は血行が促進されている上、体温も上昇しています。眠気が起きやすいのは、体温が低い状態であるときです。
そのため運動後であれば、血行が良くなり、酸素も脳に運ばれやすくなっています。
運動後のクールダウンにもオススメです。また、ヨガのポーズを行いながら瞑想することで、ヨガのポーズに集中することができますね。
ヨガを行う環境を変えてみる
新鮮な空気を部屋に送り込み、少し室温をさげることで、眠気から解放されます。静かな環境であれば窓を開けて自然の風や空気を感じながらヨガを行うことでリフレッシュすることもできます。
また、窓を開けられないのであれば、リフレッシュできるレモンやローズマリーなどのアロマの香りを部屋に焚いてみるのも良いでしょう。
姿勢をまっすぐにしてみる
リラックスするための瞑想ではありますが、胡坐をかいて骨盤をまっすぐにして頭の先を天井からつられているような気持ちで姿勢を正しくして瞑想を行ってみましょう。
姿勢が正しくなると、内臓の位置が整えられ、体の隅々まで酸素が行き渡りやすくなります。
カフェインを取り入れる。
コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは飲んでから20分程度で覚醒してくれます。少量のカフェインを摂ることで眠気からも解放されます。
これらの方法を試してもまだ眠気が取れないという方は、気長に瞑想を続け、心身の疲れを取り去ることで、瞑想に集中できるようになりますよ。