貧乏な人ほど断捨離できないのはなぜなのか 原因を探ってみた

 

貧乏な人ほど、物を溜め込んでいて、お金持ちほど、家がすっきりとしていて、必要な物しか置いていないというのはなぜなのでしょうか。

 

もちろん貧乏だから物をしまう場所がない(物理的に狭い家に住んでいる)、収納にかけるお金がないということもあるかもしれません。

 

今回は、貧乏な人の心理について検証していきます。

 

貧乏ですか?と聞かれて、
はい、貧乏です

と答える人は意外と少ないのではと思います。

 

皆、意識的には自分は貧乏ではないと思っている人が多いですし、実際日本に住んでいて極貧生活を強いられている人って少ないのではないでしょうか。病気で働けない人は何かしらの公的補助もありますからね。

 

貧乏という言い方に不快感を覚える人がいらっしゃるかも知れませんが、適切な言葉が思い浮かばないので、使っていきますね<(_ _)>

 

貧乏人の心理

冒頭の続きですが、捨てられないな人の心理としては

  • また買うと高いから使わないけれど取っておきたい
  • 買ったときに高かったから(もう使わないけれど)捨てられない

という心理が働くものです。

 

貧乏な人ほど実は、物への執着が強いのが特徴です。

 

 

捨てるデメリットを考えるとモノが捨てられなくなる

 

断捨離をするメリットよりも、捨てるデメリットを強く感じることが貧乏な人には多くみられます。それは物を多く所有することで、心を満たそうとする行為ともとれます。

 

いつ使うかわからない紙袋や包み紙を取っているということがありませんか?

 

実は、管理人はあります。綺麗な紙袋はついつい取ってしまいます。ですが、これはこれで後に役立つことが多いので、良いと思います。

 

なので、役立っているのなら良いのですが、ここで問題視しているのは「何かに使うことがあるかもしれない」と言い、ほとんど使う機会がない紙袋をたくさん持っていたり、ビニール袋を大量に所有していたりすることが多い場合の話です。

 

モノがないと不安

貧乏な人ほど物を処分することに不安を感じます。そのため物が多いほど安心し、所有することで満足感を得ることができるから、捨てることができないのです。

 

例えば、100円ショップでの買い物や激安商品セール品、便利グッズの購入と買いだめです。これらは安いからついつい買いすぎたり、「買わなくては損!」と思っていたりする人が多いのではないでしょうか。

 

そしていつの日か、消費期限が過ぎたり、流行遅れになって使わなくなってしまったりというケースも多々あります。

 

 

ゴミ屋敷の心理

 

また、少し高級な物を買った場合には「もったいない」という理由で使えない、古くなって買い替え時が近づいても「買ったときには高かったから」と言いながら、新しい物を購入しているのに古い物も一緒に持ち続けてしまうこともあります。

 

ゴミ屋敷化してしまう心理もここにあります。

 

さらに捨てるときには分別が面倒になったり、すぐに破損してしまったりすることから、部屋に溜まっていってしまうことも。

 

物は溜まるとなぜかそこに集まり膨らんでいってしまいます。物の数が膨大になると、それらを捨てるのにもお金がかかり、さらに溜め込んでいってしまうという悪循環が生まれてしまいます。

 

ここまで来るとすでに部屋がゴミで溢れているかも知れませんが^^;

 

また、物を所有することで、その場所を有効に使えない、人が使っていなくてもその場所にお金がかかってしまうこともあります。

 

モノのための部屋であって安らげる空間ではない

部屋は本来、自分だけの空間です。何をしようが自由。その日の疲れを取るための癒やし空間でもあると思うのですが、部屋が散らかっているとイライラしたり、落ち着きません

 

また、物をたくさん所有し、場所を占有し続けることで、実際に生活スペースが狭くなってしまう。そのことによる精神的なストレスや物を探す時間的なコストがかかってしまうということも考えられます。

 

さらに、掃除をするときにも、全部物をどけてしまおうとすると、移す場所やそれらをどける時間のロスもかかってしまいます。

 

時は金なり」ではありませんが、物を探す、移動させるなどの時間のロスは、労働として賃金計算した場合にはかなりのロスとなります。物が少ないと、物の整理や維持にかかる時間やお金を考える必要もなくなるのです。

 

しかし貧乏な人はこのような考えがなく、

  • 自分の時間が減っても良いから、物を大事にしたい
  • いつか必要になるかもしれないから

と物をため込んでしまいます。

 

また「十分に使っていないから」「元が取れていないから」などと考えてしまうこともあるかもしれません。

 

ずっと使っていなかった物や、使っていなくてもこれから先使わないと思う物は、思い切って処分したり、売ってしまったりすることですっきりすることができます。1年使わなければ、この先も使う事はないのです。

 

 

シンプルイズベスト 一番居心地が良い

本来、人はシンプルに暮らすことで、物にかかるお金や時間を節約することができ、別のことにお金を使うことができます。

 

シンプルさに居心地の良さを感じられているのなら、あなたは大丈夫。一方、部屋が散らかっている方が落ち着くという人は、何かしら心に問題を抱えています。

 

散らかっているのが落ち着く

部屋が散らかっていると安心するのなら、要注意です。満たしていない心をモノで埋めたいと思う心理です。

 

捨てられない、部屋がゴミ屋敷化になっている人は、現在のあなたの心の叫びかもしれません。心とリンクしています。周りの人間関係や自分自身を内観するなど、今一度見直す時期が来ているのかも知れません。

 

頭がごちゃごちゃ、モヤモヤしている時の解決策は一旦すべて頭の中から出します。紙に書き出してもいいし、瞑想で頭をクリアしてもいい。

 

まとめ

「貧乏だっていいじゃん」って言う人がいますが、わたしはこの考え方こそが貧乏を引き寄せている要因だと思います。

 

人は、貧乏になるために生まれてきたわけじゃありません。「そんなん、当たり前だろー」って思った人、ならその当たり前ではない貧乏から脱出してください

 

ん?「それができるなら、苦労はしない」…ごもっとも!

 

だからこそ、

考えは言葉となり、言葉は行動となり、
行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。
お金は稼ぐものではなく
引き寄せるもの。

 

断捨離も変えるきっかけです。

 

たくさん所有するのではなく、「本当に大切な物」「本当に好きな物」だけを厳選して購入したり使ったりすることで、自分の生活の質を高め、物を大切にする喜びを感じることができるのではと最近は切に思います。

 

そして、居心地が良くなると勝手に波動も上がりますよ。