自己啓発本はただ読むだけではダメ!ポイントを抑えて実践するアウトプットの重要性を解説

 

自分の夢や目標を成功させたいと思ったとき、自己啓発本を手にすることも多いでしょう。

 

しかし、自己啓発本はただ読むだけではダメ。

 

ポイントをしっかりとおさえて実践していくことが何よりも大切なのです。

 

そこで自己啓発本の種類や読み方や、生かし方、本で学んだことの実践方法などをまとめてみました。

自己啓発本の種類

自己啓発本には、いくつかの種類があります。それぞれの目的により手にする自己啓発本を選ぶと良いですね。

 

さっそく、どんな種類があるのかを見てみましょう。

①成功者の人生をまとめた自己啓発本

まず代表的なのが、成功者の人生がどんなものかをまとめた本です。成功者が今まで歩んできた道のりを記した内容は、とても引き込まれるものがあります。

 

挫折から立ち直る心の在り方や成功への行動などを学べるので、自分自身のモチベーションを上げていくためにも、ヒントを与えてくれます。「夢を叶えるための行動」を具体的に知るきっかけになるでしょう。

②自分の人生の目標を探すための自己啓発本

  • これからの人生、どうやって生きていこう
  • なにか目標が欲しい

と悩むときには、このタイプの自己啓発本がオススメ。自分の夢や目標を決めるためのポイントが書かれています。

 

自分に対してのQ&Aを解いて「自分に何が必要か」などを理解し、夢や目標をハッキリさせていく
内容です。自分のことをよく知るためには、この種類を選ぶのが良いです。

③目標をつかみ取るための自己啓発本

自分の中に「こうしたい!」という夢や目標があり、それを叶えるための方法が書かれているのが
こちらの種類です。

 

しっかりとしたビジョンがあるのなら、高い効果が感じられるはず。でももし、まだ少しでも迷いがあったり明確なビジョンを描けない場合は、あまりオススメできないかも。

 

なぜなら、この本に書かれている内容に振り回されて、何も実行していないうちから自己啓発本を制覇した気分になって、それ以上の行動を起こさないで終わってしまう可能性が高いからです。

自己啓発本印象は?

自己啓発本のイメージはどのような感じでもっていますか?最初はちょっと抵抗がある人も多いようですが、実は買う前や読んだ後ではイメージが大きく変わります。

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

書かれている内容に、勇気を貰ったり、元気が出たり、目標が出来たり…。自己啓発本は、身近にある存在です。音楽や映画も同様です。媒体関係なく何かしらヒントやひらめきがあれば、すでに自己啓発されています。

買う前のイメージ

自己啓発本を購入する前は、題名だけを見て「胡散臭い」、「威圧的で無理」、「他人にとやかく言われたり、人生を知るなんて…」と、ガティブな印象を持つ人もいます。

 

実際私がそうでしたから^^;

 

しかし、読んだ後は「やってみよう」、「自分の人生も変えたい」などと、モチベーションが上がっていました。

 

自己啓発本は、成功するためのポイントや、自分の悩みを解決してくれるヒントがたくさん詰まっています。ただ、あくまでもヒントです。後は自分がどうするか、どうしたいかです。

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

そして、執筆した作者を鵜呑みにしてもいけません。主人公はあなたであって、その作者ではありません。なので、自己啓発本のようにその通りの人生はあり得ません。マニュアルではないのですから。

読むだけでは意味がない!

実際に自己啓発本を読んでみると、自分も何か行動を起こしたくなりませんか?自己啓発本は、読んでいるときよりも読んだ後の方が大事です。

 

行動を起こして、アウトプットする作業をしなければ意味はありません。読んだ後はすぐに実践。これを肝に銘じて読み進めましょう。

自己啓発本を読んだ効果は?

では、自己啓発本を読むことで、どんな効果があるのでしょう?

 

目標がある人は目標のための行動がより明確になり、目標のない人は自分のしたいことが見つかるきっかけを掴みます。

 

具体的な効果を見ていきましょう。

①自分の目標が見つかる

自分のすべきことがわからないとき、自分のことをネガティブに考えてしまうときなどに自己啓発本を読んでみると考え方が変わることがよくあります。

 

本の中にあるワークなどをしてみると、自分の迷いが消えるようなヒントにたどり着いたり、自分の夢や目標が見えてくることが多々あります。

②目標への近道に気づく

自己流で夢や目標に向かっていたとして、思い通り進まず遠回りすることがありますがそれが間違っているとも思いません。

 

ただそんなとき、自己啓発本を読むと「こんな方法があったのか!」「こうすれば目標に早く近づける」というような発見を味わうことができます。

 

いま経験している失敗を解決させてくれるヒントなどがたくさん見つかります。

③トラウマやつまずきからの脱出

仕事や夢に破れてしまい、「もう限界だ」と感じてしまうことは、長い人生一度はあるでしょう。成功者もどん底を味わったり、苦痛を耐えていた時期があるはず。得てして成功している人ほど底を味わっています。

 

そのような想像を絶するような出来事を無事に超えて成功しているのを見ると「自分ももっと頑張れる」と感じられる。自分の限界値がUPし「まだまだ、できる」という気持ちになったり、トラウマも「こんなの、まだまだ大丈夫」などと感じられ、脱出できるかも…と思えるようになる。

 

まさに、自己啓発本が意図する役割は、ココにあります。

 

 

自己啓発本の落とし穴

自己啓発本を読むことは良いことだけではなく、実はちょっとした注意点もあります。例えば、以下のようなことがあります。

①成功者の体験が壮大過ぎて、自分をちっぽけに思いつまづく

成功者の話を聞くことで「自分は、なんてダメなんだろう」とネガティブになってしまうパターンです。相手と自分を比べてしまうことで、起きてしまう現象です。

 

②変なセミナーにハマったり、その主催者に騙されてしまう

過度の宣伝や押し付けをしてくるセミナーやその主催者は要注意です。心が弱っている時に自己啓発本を読みがちですがその心理状況に付け込んで、高額な物を売りつけてきたり、寄付を募ってきたりします。

 

また著者が主催するセミナーへの参加も良いのですが、本の内容は実践はしつつ、セミナーには行かないで距離を作ることも重要です。行けば必ず雰囲気に飲み込まれ、気がついたらさらに高額なセミナーやツールなどを買っていることでしょう。

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

わたしの立ち位置としては、あくまでも自己啓発本はヒントを得るものであって、著者を教祖のようにまつることではありません。自分が良いと思えば本もツールも買いますが、基本セミナーには参加しません。

 

自己啓発本の読み方・生かし方

自己啓発本を読んだのなら、自分の目標を立てて実践していってくださいね。読みっぱなしにならないために、本の読み方や活かし方をご紹介します。簡単に取り組めます。

読みながら気になることチェックする

読む際は気になる部分は付箋でチェックしていくようにします。これは、自分が気になったポイントを押さえるために必要不可欠なことです。心に響いた部分・実践したいと感じた部分をを徹底的にチェックしていきます。

 

もしかしたら、読み終えた時にはかなりの数の付箋が貼られているかもしれません。わたしがそうです^^;しかし、それだけ自分がこれから実践していきたいと思うことがあったということです。

 

読んだ後に時間が経過していても、その部分を見ただけで「もう一回やってみよう!」と鼓舞するきっかけにもなるので、付箋はおすすめです。

リラックスして読むことがポイント

自己啓発本を読むときは、あくまでもリラックスです。「自己啓発本を必ずモノにする」などと気負いで読んでは疲れるだけです。

 

「モノにしよう」というよりも「自分の出来ることからコツコツと」という程度でOK!心の負担を取り去りましょう。

読んだ後は気になる箇所をノートに書き写そう

読んだ後は、付箋でチェックした箇所をまた見直しますよね。しかしそれだけでは、何の意味もありません。実践に移すために、ノートや手帳に書き込んでいきます。目で見るだけではなく、書き込むことでインプットされます。

 

インプットされたデータは、実践していくことでアウトプットされます。それらを実践する期間や具体的な内容もしっかりと書き込んでいくことがポイントです。

 

「これはいつからいつまでに実践して、その次はこれを実践して…」と流れを把握していくことで、自分がやるべきことも今どの時点にいるのかもわかります。明確な目標を持ってください。

 

管理人は毎年このように目標を決めていましたが、今年は敢えて目標を決めない、ジャッジしない、という決心を年度初めに立てました。残すところあと1ヶ月足らずで2019年も終わりますが、結果はどうなったのか、来年の年頭でまとめていこうと思います。

自己啓発本を見て実践していく方法

自己啓発本の読み方・生かし方をご紹介しましたが、次はいよいよ実践に移ります。実践する前の下準備も大切な作業になるので、取り組みましょう。

 

どのように実践していけばよいのか、ポイントをまとめてみました。

①書いたことを元に目標を立てる

本に書いてあることを参考に、自分の目標を立てます。これは実践するための下準備でもあり、一番大切なことです。抽象的ではなく、はっきりとした目標を立ててください。

 

抽象的なぼんやりとしたものだと迷いも起きやすく、目標にフォーカスできません。まず最初に、はっきりしっかりとした目標を立てること。これが実践へのステップです。

②実践に移す

目標を立てたのですから、次は実践あるのみ。自己啓発本を読んだだけで何もしないのであれば、ただの「読み損」です。

 

できることからで良いので、生活に取り入れてみてください。もし「これをやって本当に目標が叶うの?」と思っても、まずはやってみて!実践して自分自身が何かを感じていくことが大切です。

③毎日の生活に取り入れて継続させていく

目標を立てて実践していても、その行動が三日坊主であれば意味がありません。継続していくことが必要不可欠なので、無理せずに生活に取り入れていきましょう。

 

継続させるためにポイントは、負担に感じない方法を選ぶこと。

 

  • ルーティーンにうまく取り入れる
  • 飽きのこない実践方法を探る
  • ノートなどに毎日書き出してチェックできるようにする

 

など継続していける方法を自分で選んでみてくださいね。

まとめ

  • 悩んだとき
  • 解決の方法が見つからないとき
  • 人生のどん底だと感じるとき

 

そんなとき、自己啓発本は自分を奮い立たせるきっかけをくれます。

 

自己啓発本は宗教っぽくてイヤだと言う人もいますが、つらい場所から出口へ向かって進んでいくには、このような本は心の拠り所や、自分の人生を充実させてくれることも多くあります。

 

せっかく読んだのなら読み損で終わらせず、ポイントを抑えて実践していきましょう。また、追々とおすすめの自己啓発本をご紹介していきますね^^