
ここ最近「夫源病」という言葉を耳にしませんか?
これは現在、多くの人が苦しめられる「夫」が原因の病気です。
いったいどんなことでこの病気を発症するのでしょう?
夫源病になりやすい人や改善方法などをまとめてみました。
夫源病とは?

夫源病は「ふげんびょう」と読みます。読んで字のことく、夫が原因で奥様が発症してしまうもので、昨今深刻な問題となっています。
夫の存在や夫の話す内容への不満などが強いストレスになって、自分自身のバランスを大きく崩してしまうのです。
- 退職して夫が自宅にずっといる
- 不平不満ばかりを言ってきて、わずらわしい
- 一緒にいるのが苦痛
など、ささいなことが大きな引き金となり、夫源病を伴ってしまうのです。
この夫源病、誰にでもなる可能性があり、円満だった夫婦関係も、何らかのきっかけで壊れ始め、夫源病へとつながることも大いにあるのです。
夫が体調不良の原因になるなんて、ちょっと切ないですね^^;
夫源病危険度チェック
夫が自分の体調不良の原因になるなんて、まさかと思いがちですが意外と多いのです。そこで、自分の夫がどんな人なのかを探ってみましょう。
以下のことに当てはまるものはありますか?もし夫にこんな症状があったら危険!夫病になる可能性が高いかも…。
上から目線で、亭主関白気味
完全なる亭主関白ですよね。そのうえ「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」などと言う精神年齢が超低い夫も多いです。威圧的な態度で話をし、逆らったりしたらキレるタイプの夫は危険です。
心を許す友人がいない
何でも話せるような親友がいなくて、何をするにも家族とだけ行動します。奥様には上から目線で接するのは、普段は心を許せるような人がいないことも関係しています。
心を許す友人がいないので、人とどうやって接していいのかがわからない。そして、話を聞いてくれる人もいない。そのうっぷんを、奥様にぶつけるようですよ。
また、外面はいいのに自宅では暴力的な男性も、危険な存在です。いわゆるDV夫です。こういうタイプは極端に外面が良いので周りも「まさか…」と思ってしまうようです。
マザコンタイプ
普通、結婚すると、どんなことがあっても真っ先に奥様を一番最初に守ります。しかし、小さい頃の環境の育ち方によっては、そうなならないケースも多々あります。
束縛が激しい
買い物や用事を足しに出かけるだけで「どこに行くんだ!」とキレたり、奥様の行動をいちいち管理しようとする行動を起こす夫は、夫源病の原因になりやすいです。
また、友人関係を疑って携帯をチェックしたり、こちらの予定を邪魔するような行動をとる男性は要注意!妻を自分の支配下に置くことで、自分の地位を確かめようします。
友人のご主人も、結構な束縛タイプでとても大変そうでした。常に行動を見張られている感じで、外出していても随分と電話がかかってきていました。そして、「いつ会える?」と予定を聞いても、ご主人の様子を伺ってから決めるような雰囲気でした。
監視の行動はエスカレートしていき、GPSで検索されたりもしていたようです。ここまでくると恐怖です^^;のちにその行動は夫源病だろうなと理解しましたが、ちょっと怖いですよね。
他人から見ても怖いので、当事者はかなりの負担だっただろうなと思います。必要以上の監視や束縛は、相手を精神的に追い詰めてしまう危険な行為です。
感謝の言葉を言ってくれたことがない
あなたの夫は、素直に「ごめんね」や「ありがとう」が言えますか?
長年夫婦として過ごしていても、感謝の言葉や労いの言葉を言ってもらえないと、どんな人でも精神的につらいです。互いを思いやれないのなら、共同生活自体が成り立ちません。
夫源病になりやすい奥様タイプは?
いくら夫の言動や行動に問題があっても、夫源病にはならずにサラリとうまく交わしている人もいます。では、どんな奥様だと、夫源病になりやすいのでしょうか?
なりやすいタイプをいくつか挙げてみます。
夫の言いなりタイプ
たとえ理不尽なことを言われても、「一応従っておくか」と思ってしまうことで、自分は辛くなり、相手はつけあがります。いつまでも負の連鎖を生んでしまいます。
人目が気になるタイプ
友人・知人の目、世間体が気になるタイプは、つい良い妻を演じようとしてしまいます。どんな時もニコニコと従順にして、夫と仲良しな演技をすることで周囲から「良い夫婦」と思われることを望んでしまいます。
こんな場合も、不満は募る一方で、夫源病のきっかけになりかねません。良い妻や良い母親としての評判を貰いたい一心で、夫の辛い言動にも耐えてしまうことは、自分で夫源病になるきっかけを作っているとも言えます。
「私がしっかりしなければ!」タイプ
家のことは何もしてくれないし言動がとても不快な夫だけれど、家族のために働いてきてくれる。だから、「私がしっかりと夫を支えなくちゃ!」と無理するタイプの人は、気を付けて。
こういう風に、苦痛ながらも尽くす人は、とても几帳面な人が多いです。家事、家族のこと、夫の身の回りの世話、それらを自分がすべて引き受け、完璧にこなそうとしてしまうのです。
何でも溜め込む我慢タイプ
何を言われても何をされても、どんなことでも我慢するタイプの人は、危険です。辛くても我慢して続けていると、良い結果につながるということもありますが、夫婦関係についてはそれは当てはまらないでしょう。
思っていることを溜め込むと、心身に良くありません。楽しいことや好きな事を見つけて適度に息抜きをし、ストレスを減らしていきましょう。
実は夫に依存するタイプ
夫への不満がありながらも
- 家計を支えているのは夫
- 本当はいい人だから
などと、つい夫の肩を持ってしまう。
嫌だと言いながらも、実は夫に依存している場合があります。そして夫もまた妻に依存しています。要は夫婦ともに自立していないということです。
また、夫に色々とストレスを与えられても、それが自分の存在を認めてくれる方法だと思い込んで、
自らを夫源病に追い込む場合もあります。
改善する方法
夫源病になりやすい女性のタイプがわかったところで、もし夫源病になった場合にはどうやったら改善するのでしょうか?
夫源病とサヨナラするための方法をご紹介します。
夫と距離を置いて過ごす
夫のことがストレスになると、ちょっとの時間を共にするだけでも苦痛でしょう。
- 月に数日でも良いので、夫とは別々の空間で過ごしましょう
- 友人たちとホテルに泊まってプチ旅行のように過ごしてみる
- 一日に数時間ずつ、自分の趣味の時間として外出してみる

離れることで、夫も「いつも妻に頼ってばかりだ」「一人だと身の回りのことが何にもできない」ということに改めて気づかされます。
と言いますか、気づいてくれる夫であれば改善することは可能です。
クリニックへ行く
距離を置きたくてもなかなか実行に移せるような環境ではない場合や、自分でもこれからどうしていいかわからないけケースでは、クリニックに頼ることも検討してください。
どうしてそのような症状になったのかを探るべく、きめ細やかなカウンセリングを受けることで心も安定してきます。的確なアドバイスや、治療をしてくれますから症状が進んで苦しくなる前に受診するようにしましょう。
思っていることは口に出す
今までは「ちょっと理不尽だな」と思っても、何も言わずに耐えていたことでしょう。これは「その言い方はひどいんじゃない?」「もっと優しく話して」など、夫に変えてほしいことを話してみましょう。
今まで従順だった奥様が反論することで、夫も「ひどいことをしていたかも…」と思う夫ならまだ望みがあります。
まとめ

夫源病は、夫を持つ人であれは誰でもかかる可能性のあるものです。特に、「夫にとって良い妻でありたい」「自分がしっかりして何もかもやりぬきたい」と願う生真面目なタイプの人は夫源病になりやすいでしょう。
喧嘩してでもいいから自分の意見を述べたり、ちょっと別々に過ごす時間を増やしてみるなど、少しでもいいので接し方や環境を変えてみてください。
夫婦間のストレスは、誰にでもあります。それを笑い話にできるくらい、心を開いた関係でいたいものですが、モラハラ夫を操縦するのは難しいでしょう。
まずご自身を変えても夫が変わらないのであれば、管理人は「離婚」という選択肢もあり得ると思います。自分の精神が病んでしまうのなら離婚も視野に入れてください。