
テレビでも良く聞く「脳科学」や「心理学」という言葉。特段気にも留めず、違いも判らずで流す人がほとんどだと思います。
でも、なんだか気になる!
きっとそんな人もいらっしゃるかと^^
そんなわけで、今日は脳科学と心理学についての違いを徹底的に調べて解説していきます。
脳科学と心理学の違いを解説
脳科学と心理学。よく聞くけれど、あまり違いについて深く考えたことはないのでしょうか。
そこで今回はこの二つの違いについて調べてみました。
脳科学とは?

脳科学とは、私たち人間や動物の脳の働きについて研究をしていく学問のことを言います。この研究はとても細かくされており、医学をはじめとして生物学や電子工学などとの関りも深いとか。
脳の働きは、いくつもあります。感情、運動制御、勉強や仕事などの学習、記憶…これらはすべて脳の働きです。
心理学とは?

心理学とは、私たち人間の行動や心を研究する学問のことです。しかし心って目に見えるものではないので、研究するといっても難しい部分があります。
そのため、「○○の行動をしたとき、人はどのような気持ちでいるのか?」というように行動を裏付けて心を読み解いていきます。心を知るために、行動や身体の動きを科学的に見ていくのです。
二つの違いは?
二つの違いを見ていきくと面白いです。

たとえば老いについてだと、脳科学は高齢だからといって記憶力が低下することはないという考え方。心理学だと、高齢になると自分の強い思い込みとか記憶の違いからの自信のなさで記憶力が低下していくという考えです。
全然捉え方が違いますよね。
何かが起こった時に、
- 脳の働きをみて研究するのか
- 心を読み解いて研究するのか
という違いがあることが分かります。
心理学の第一人者
「自己啓発の父」と呼ばれた人をご存知でしょうか?心理学の第一人者でもあり、独自の視点から研究した人です。彼の名前は、アルフレッド・アドラー。ご存知ですよね^^
心理学で有名なフロイトとは異なった意見を唱えた、アドラーについて調べてみました。
アドラーの生い立ち
精神科医・心理学者として活躍したアドラーは、現在でも世界中で多くの人に支持されています。彼の心理学に対する考え方は、彼自身が幼いころに体験したことが大きく影響しているようです。
とても体が弱く、いつも何かしらの病に苦しんでいたアドラー。病のせいで身長も伸びず、運動も苦手。そして自分以外の兄弟ばかり可愛がる母親との確執などもあり、幼少時はとてもさみしい時間を過ごしたようです。
その時に彼はとてつもない劣等感を味わいます。この劣等感こそが、彼の心理学の基礎になりアドラー心理学が世に出たのですから不思議なものです。
フロイトとの関係
もう一方の心理学者として有名なフロイト。年齢は離れていますが、彼らは共同で研究もしています。そのことから、アドラーはフロイトの弟子のように思われることが多いのですが、弟子ではなく同士のような関係だったようです。
アドラーはフロイトとの出会う前から、彼の研究をしていました。フロイトの考え方に賛成し、その研究の記事を書くことで二人は知り合います。しかし一緒に研究を始めてみると、意見が衝突します。
あんなにフロイトのいうことが正しいと思っていたアドラーですが、結局分かり合うことができませんでした。フロイトが説くある問題がアドラーには理解しがたいものだったようで、それが引き金になり決別してしまいます。
私たちにも、このようなことはよくありますよね。最初は気が合って一緒に過ごすのが楽しかったのに、ちょっとした考え方の相違でその後の人生をまったく関わりなく生きて行くことになってしまう…悲しいけれど、仕方のないことです。
アドラーの説
アドラーは、精神科医としても心理学者としても活躍していました。精神科には様々な心の病の人がやってきます。彼はそれらの人々を治療する際、その原因を今その患者自身が考えていることに本質があると発見します。
それこそが治療の目的でした。そして例同じ出来事が数人に起こったとしても、その捉え方や意味がそれぞれ違う…と説いたのです。
一方フロイトは、患者の病気の原因は過去の出来事にあると説いていました。やはり、根本的な考え方が違います。
成功脳の作り方
アドラーをご紹介したところで、次は早速実践に進みます。

自分の心にアプローチしていくのが上手な人ほど、成功しています。これは自分の思いをきちんと形にしているからこそ、大きな結果を残しているのかもしれません。
わたしたちにもできます!
「できない」を切り捨てて物事を前向きに捉える
- いつもネガティブで、元気のない人。
- どんな時もポジティブで、明るい人。
見ていてどちらが良い気持ちになるでしょうか?
仮に失敗しても、成長するための試練でありチャンスとして前向きに捉えます。成功者の脳には「できなからやらない」「できなかったらどうしよう」というような考えはありません。
「お金大好き」を恥ずかしがらずに
しかし成功者は声を大にして「お金大好き」を言えちゃいます。
お金に好かれるには、まず自分がお金大好きなことを認めなくてはいけません。そして、集まってきてくれたお金に対して心の底から感謝の気持ちを伝えます。
- 私の元に来てくれてありがとうございます
- もっと欲しいです!よろしくお願いします
さらりと言っちゃいましょう^^
成功者は今の道にたどり着くまでに、お金で苦労している人も多いので、お金の大切さもしっかりとわかっています。だからこそお金を大切に使うし、お金への感謝の気持ちも尽きないのです。
お金に振り回されるようなことがありません。お金が大好きでお金がある喜びを教えてくれるのが成功者なんですね。
常識を覆す考え方
世の中には「こうでなければならない」という枠が、知らず知らず存在します。しかし成功者は、その枠の中で考えることはまずありません。
誰も思いつかなかったアイデイアをどんどん生み出し、ヒットする商品を作ったり、聞いたことが
ないような斬新なサービスを提供するには、枠は邪魔です。
常に時代に合わせ、物事を考えています。というか、自分で新しい時代を築いているのかも。
世の中、決まりごとだらけです。それを破る勇気はわたしにはありませんが、得てして成功している人は非常識な人が多い。天才とバカは紙一重です。
せめて決まりごとを守りつつも、古い考え方を打破していく心のしなやかさが欲しいと思う今日この頃です(笑)
自分の一番の理解者になる

成功している人は、自分のことを認め愛しています。そして何より自分を信頼しています。だからこそ、何かに取り組むとき「絶対にできるぞ!」と自信に満ちた考え方が自然にできます。
この自信、何かを成功させるためには必要不可欠なものです。気持ちが委縮し自信がないと、何も達成することはできません。
他社は認めなくてもせめて自分だけは自身を愛して、世界一の理解者になってください。
まとめ
「できない」「お金が好きとは恥ずかしくて言えない」「常識に縛られる」…といったこのような考え方は捨てて思考を広げていきましょう。これこそが、新しい未来を作っていく成功脳を作っていきます。
難しいですが七転八起で、転んだときは必ず何かを掴んで起き上がりましょう!