感情や望みを手放すと引き寄せがやってくる!引き寄せられない原因は

ネガティブな感情や、「これが欲しい」「こうなりたい」という「強すぎる思い」を全部まとめると「エゴ」になります。

 

エゴ≠引き寄せの法則

このエゴの真っ只中にいると、いつまで経っても「引き寄せ」は発動しません。

 

なぜそのようになってしまうのか、ここでは、エゴと引き寄せの関係についてお話していきます。そして、本当の意味での「望み実現」を引き寄せるにはどうしたら良いか、そのコツについても触れていきます。

 

引き寄せられないと悩んでいる人に、なしからヒントがあれば嬉しいです^^

 

「諦める」と「手放す」の違い

エゴを手放すと、引き寄せがスムーズに発動し、本当に望んでいることが実現しやすくなります。でも、「手放す」というものを、「諦める」と解釈してしまっている人も多いようです。

 

「手放す」と「諦める」は、一見似ているように感じますが、実は全くの別物です。これを混同し、望み実現を諦めてしまうと、引き寄せは発動しなくなってしまいます。

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

「諦める」という行為は、ひと言で言ってしまうと、「全て放棄する」ということです。つまり、自分が望んでいたことを、脳内から全て排除してしまうということですね。

 

そのため、諦めた瞬間、せっかく抱いた望みが、自分の中で「最初からなかったこと」として、脳内で解釈されてしまうのです。これだと、最初からそれを望んでいなかったことと同じになりますから、実現のために必要な情報や出来事が引き寄せられることはなくなります。

 

その結果、その望みを実現させることは、当然、不可能になってしまいます。また、諦めるという行為は、エゴから始まる行為でもあります。

 

人が本当に何かを望んでいる状態は、「純粋意識が高い状態」です。でも、エゴは、「実現できなかったらどうしよう」「なかなか前に進まなくてもどかしい」というネガティブな思いが入ったものです。

 

ナビゲーター「アザくん」
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このエゴに足を引っ張られてしまうと、人は物事を諦め、すべて放棄したくなってしまうと言われています。

 

一方、「手放す」という行為は、「一旦、忘れてしまう」というものです。つまり、「1度抱いた望みは脳内のどこかに仮置きはするけれど、必要以上に意識しすぎない」ということが、「手放す」という行為なのです。

 

先ほどお話したように、「諦める」は、全てを放棄して「ゼロ」にしてしまう行為でしたね。でも、「手放す」の場合は、「望みにフォーカスすることを意識しすぎない」というだけのものです。

 

 

なので、「ゼロにする」のではなく、「忘れてはいるけれど、脳内のどこかに望みがしっかり存在している」という状態です。

 

つまり、1度抱いた望みは「存在している」ので、それを実現させるために必要な情報や出来事は、ベストタイミングの時にきちんとやって来るということです。

 

似ているもののように感じる「諦める」と「手放す」ですが、ここまで違ったものなのですね。この点をしっかり理解しておくことが、望み実現のためには大切なポイントとなります。

 

エゴについての関連記事は以下になります。

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望みを「信じる」のではなく既に「知っている」とはどういうこと?

望みを実現させるために大切なことは、「望みは絶対に叶う」と信じることではありません。大切なことは、「望みは当然叶うものだと、すでに自分が知っている」ということを、思い出すことなのです。

 

人が何か望みを抱く場合、絶対に実現不可能なことは望まないと言われています。

 

例えば、世の中や政治に興味がない人が、「日本の首相になりたい」と望むことはないと思います。

 

人は、自分が興味を持たないことに対しては、意識を向けることがないからです。つまり、「○○」という望みを抱いたのであれば、その人は「○○」に対して、並々ならぬ興味を抱いているということです。

 

そして、「並々ならぬ興味を抱いている」ということは、「○○に対する興味」が「内側に存在している」ということですね。この状態こそが、正に「すでに知っている」という状態なのです。

 

望みの実現とは、その望みに対する興味からスタートします。そして、「実現」は、興味からスタートしたプロセスが進んでいった「結果」にすぎないのです。

 

「興味」がスタートすれば、当然「プロセス」が始まり、行きつく先は「結果」ですね。言い換えれば、興味もプロセスも結果も、自分の中にすでに存在しているということです。

 

そのことを「知って」いれば、「早かれ遅かれ、ベストタイミングで望みは叶う」とわかりますよね。つまり、「これから始まるプロセス」への挑戦に、何の不安もなく取り組めるわけです。

 

プロセスに取り組んでいけば、必ず最後は結果につながると知っているからです。言い換えれば、スタートからプロセス・結果に至るまで、エゴに捉われず、純粋意識が高いまま進んでいくことができるということです。

 

そのため、当然、「結果」である望み実現が、よりスムーズになります。でも、「信じる」ということをしてしまうと、「絶対実現させよう」という圧が加わります。

 

この圧は、エネルギーを浪費することにつながるので、実現までのプロセスへの挑戦に、全エネルギーを注げなくなります。

 

また、この状態は「無理やり信じている」という状態なので、途中で必ず不安が出てきます。この不安はエゴであり、エネルギーを浪費することにつながるので、望み実現という結果を出すのが更に遅くなるのです。

 

実現における2つのポイント「願って忘れる」とは?

さて、今までお話したことから、望み実現のためには2つのポイントがあることがわかります。

 

願う

まず1つめのポイントは、「まずきちんと願う」ということです。抱いた望みは、1度脳内に置いておく必要があります。

 

なので、最初は必ず、アファメーションやイメージングを行いましょう。そうしないと、実現のために必要な情報も出来事も、やって来なくなるからです。そのためには、最初の段階で、望みを具体化・明確化することも大切ですね。

 

忘れる

そして2つめのポイントは、「願ったことを意識しすぎず、忘れるようにする」ということです。

 

1度願ったことは脳内にきちんと存在していることを信頼してください。そして、安心して忘れ、手放して日常生活に戻ります。何事もなかったかのように日常に戻っても、脳内にはきちんと望みが残っているので大丈夫です。

 

でも、諦めて、願いを「なかったことにする」というのはダメですよ。これをやってしまうと、全てがゼロに戻ってしまうからです。

 

まとめ

  • 引き寄せの法則が発動しない
  • 願いが叶わない

 

と悩み「やっぱ引き寄せなんて嘘なんだ!!」と諦めてしまった人は、エゴから引き寄せていないか、もう一度再認識してもらえたらと思います。

 

実現までのプロセスにおいては、一見、自分にとって都合の良くないことが起きることもあります。でも、そこで諦めず、「大丈夫、そのうち必ず結果が出るのだから」と安心感を持って進んでいくことが大切です。

 

こちらで掲載していますが、楽観的に物事を捉えることがポイントかもしれません。

 

引き寄せが成功した人は、諦めなかった人とも言えますね。