タイムリープとは?本当に存在するの?明晰夢との関連性は?

タイムリープをご存知ですか?

 

聞いたことがなくても意味を聞くと「あのドラマの事か!」「あの映画で主人公がタイムリープしていた!」なんて思い出すはずです。

 

そんなタイムリープは本当に存在するのでしょうか?また、「明晰夢」と呼ばれるものとの関連性はあるのでしょうか?

 

時空を超えた出来事はまるでフィクションの世界のように感じますが、実際のところはどうなのかとても気になったので、調べてみました。

タイムリープ・タイムトラベル・タイムスリップの違い

よく混同されやすいのですが、以下のような言葉聞きますよね。

  • タイムリープ
  • タイムトラベル
  • タイムスリップ

 

どれも「タイム」が付いている言葉付き言葉です。しかし、言葉付きは似ていてもこの3つの意味は全く違います。それぞれの意味を解説していきますね。

タイムリープとは?

まず、今回のお話でのメインになる「タイムリープ」から見ていきましょう。

wikipediaで見てみると、直訳は「時間跳躍」という意味になるそうです。

 

1960年代に発表になった「時をかける少女」というSF小説に出てくる造語なのです。この小説は1980年代には映画にもなり、現在もリバイバルされるなど大変話題になりました。ひょんなことがきっかけで時間を自由に操ることができるようになってしまった女の子のお話しなのですが、時間をいったりきたりすることで様々なことを予言することができるようになるのです。

 

この能力をタイムリープと呼ぶということが小説の文中に出てきますが、これがタイムリープという言葉のはじまりのようですね。

 

どんなことがタイムリープと呼ばれるのか、例え話で説明しますね。

あなたは、2つ隣の町にあるデパートに行きたいとします。現在地からは、すべての移動時間を合わせて約1時間半かかります。午前10時にデパートで友人と待ち合わせるなら、8時半には自宅を出発しなければなりませんよね。

9時に出ても、間に合いません。9時半に自宅を出発するのなら、到着は11時になってしまいます。1時間半かかるのだから、それは当たりま前です。

でもタイプリープが起きてしまうと、それが可能になります。あなたは10時に自宅にいても同時間に2つ隣の町のデパートにも存在しています。

私たちの常識では考えられないようなスピードで移動ができてしまうということなんです。

 

普通なら、同時刻に同じ人が異なる場所にいるのはもちろん不可能です。でも時間軸を何かのきっかけでそれを乗り越えて移動してしまう…ということがあるらしいのです。それが、タイムリープということになります。

タイムトラベルとは?

次は「タイムトラベル」です。タイムリープとは似ているようで、実は全く違うのがタイムトラベルです。どちらも普段の時間軸を飛び越えて、未来に移動したり過去に戻ったり・…という方法で往来できます。

 

ですが、タイムスリープできる期間というのは短めで、長くても数週間くらいだと言われています。自分が生きてい間の間の移動…と捉えるとわかりやすいかもしれませんね。

 

タイムトラベルはそうではありません。未来に行ってまだ見ぬ景色を見たり、遥か昔の世界での人々の暮らしを体感できたりと、特に期間や時代などは決まっておらず、好きな場所へ好きな時間だけ旅できる、というような感じです。

 

時間を大きく移動する、ということです。未来から来たドラえもんや、マイケルJフォックス主演の映画などは、機械(車=デロリアン)に乗り込み時間を行き来しています。あの世界観はこそが、まさにタイムトラベルなのです。

タイムスリップとは?

タイムスリップ」とはどのような現象なのでしょう?’スリップ’という言葉通り、滑る・間違い・失敗などの意味をあらわした現象になります。

 

何らかの事故や間違いによって、自分の意図は無いままどこかの時間へと行ってしまうことです。突然現代にやってきた映画の「テルマエロマエ」などがそのような現象に当てはまります。

タイムリープと明晰夢の関連性

私たちは寝ている間に夢を見ます。起きると夢の内容を忘れてしまったりもしますが楽しい夢はいつまでも見ていたいことがありますよね。

 

夢にも種類があるのですが、「明晰夢」と呼ばれるものはタイムリープと関連性があるのでしょうか?

明晰夢とは?

はじめに、「夢」とは何なのかを見ていきましょう。

 

私たちが夢を見るとき、身体はリラックスしてお休みモードになりますよね。しかし脳は半覚醒で、レム睡眠と呼ばれる状態になっています。いくら寝ていても、脳は完全シャットアウトということはせず、何か緊急事態が起こった時にも対応できるように部分的に起きていてくれるのです。

 

たとえば、スマホの避難勧告のサイレンや異臭がしたら、寝ていてもパッと起きますよね?音やにおいを感じ取る部分の脳は起きているということです。それに反し、物事を考えたりする部分である前頭葉は眠っています。

 

なのでせっかく「いい夢見ていた気がする」と思っても、起きた時には夢の内容を忘れてしまったり、意味不明な内容に感じたりします。

 

レム睡眠時、脳はあなたに起こった出来事や得たデータを一生懸命に整理整頓してくれています。
溜まったデータを的確な場所へファイリングしているような感じでしょうか。そして、そのファイリングしている時間に見るのが、夢です。

 

私たちが「明晰夢」を見るときは、前頭葉が元気に動いているそうです。前頭葉は物事を考えたりする機能がありますから、明晰夢というものを見る際には「色々な物事を考えている状態のとき」とも言えます。

 

だからこそ夢を見つつも「これは夢なんだな」と自覚もする。そしてその夢を自分でコントロールできる、とも言われています。

 

脳が活発に動いていて、まるで起きている時と同じような状態、そんな時に見るのが「明晰夢」です。

 

タイムリープと明晰夢は関係ある?

夢を利用してタイムリープできる…そんなことがネット上で話題になったことがありました。わたしは特段気にも留めなかったのですが、今さらながらとっても気になります^^;

 

この二つには関連性があるのでしょうか?

 

明晰夢は夢を見ていることを自覚しているので、夢の内容を自分でコントロールできるメリットがあります。

 

自分の意志で見る夢ですから、その記憶をしっかりと覚えています。以下のような出来事も現実にしてしまうことができます。

 

  • 嫌だと思っていた過去を変える
  • 辛いことを回避して明るい明日にしたい
  • 失敗したことを成功に変えてしまいたい

 

これが本当なら、夢を現実に変えてしまうパワーがあるということでしょう。そして、その夢をタイムリープを経験する糸口として生かすことができるとい言われています。

 

ですから、この二つには関連性があるとも言われているようです。たとえば「先日のダンスの試験で成績が悪かったから、タイムリープしてもう一度踊り直したい」と思ったら夢でその情景をしっかりと描き、タイムリープへと導くことも出来るというワケです。

 

夢を使って現実を変えてしまうというのはなんだか怖い気もしますが、より良い人生になるのなら
やってみたい!とも思いませんか?管理人はとても興味津々です^^

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

ですが、これには相当の精神的&肉体的な努力が必要だとか。夢を自在に操って、未来を変えるなんて、そうそうできるものではありません。しっかりとした覚悟がない場合は、難しいかもしれません。…って本当にできるんかぃ!とちょっと半信半疑ですけど、実現したら面白い!

 

とは言え良いことばかりではないようです。明晰夢をタイムリープへと紐づけ、無事にタイムリープができるようになった場合、デメリットも存在します。

 

たとえば、

  • タイムリープができるようになったから、普段何も努力しなくなる
  • クジなどは、タイムリープしたから自分だけ確実に当たるというわけではない
  • ドラマティックな出来事や出会いとは疎遠になる

などなど。

なんだか、無気力で生きてしまう人が多くなりそうな気がしますね^^;

 

クジなども自分だけが当選すれば良いけれど、同じようにタイムリープで儲けようと思う人も必ず出てくるわけですからね。「どうせ明晰夢を見てタイムリープすればいいんだから適当でいいや」なんて考えになってしまう人が増えることは否めません。

タイムリープは本当に存在するのか

ネット上や本などでは「タイムリープした」を話している人が多くいます。

 

でも実際のところ、それをどのようにしてやり遂げたのかということはなぞに包まれています。しかし、実際にタイムリープした人がいるわけですから、嘘とも言い切れません。ですが、その人がそもそも嘘をついている可能性も否定できません。

 

堂々巡りをしていもどうしようもないので、わたしは「タイムリープ」の話は半信半疑なのですが、でも…もし、もしもですよ、本当にそれが出来るのなら素晴らしことだと思います。

 

まさに現実に起こったことと自身がコントロールした夢の境目をなくしてつなげることができる人だけが、タイムリープ成功者と言えるのかもしれません。

まとめ

調べている内に、タイムリープは「生半可な気持ちではできないこと」だと感じました。

 

明晰夢で夢をコントロールし、タイムリープで自分の人生を好きに変えたところで、絶対に幸せとは限りません。様々なことを経験し、人間は成長していきます。辛いことを乗り越え経験を生かし、それでやっと人間としての深みが出てくるものだと思っています。

 

いつも楽しくラクな人生が良いと思うかもしれませんが、人生何が起こるかわからないからこそ毎日を大切に生きられる。辛いことがあってもそれを乗り越えて新たな夢や希望を見つけるからこそ、喜びを味わえる。ワクワクした気分や充足感は、ラクして得られるものではないですからね。

 

そう思うのですが、もう一人のわたしがぼそーっと言います。「苦労なんてしなくてもいい。楽に生きられるなら、わざわざ苦労を選ぶな!」と(爆)

 

話が逸れてしまいましたがこれが開発されたら、使い手によっては「悪」にも「善」にもなり得るマシーンになるでしょうね。人生にタイムリープを生かしたしたいなら、それ相応の人格や品格を持ち合わせていないと、「悪」に流れそうな気がします。

 

なので、わたしにはまだまだ早いようです。orz