
- 素敵な恋愛をしていずれは結婚したい
- もっと稼ぎたい
- 毎日楽しく暮らしたい
そんな「欲」はありますか?
あれもしたい、これもしたいと欲ばかりがあるのも、なかなか大変です。
でも、全く欲がないというのもどうなんでしょうか?
無欲になると人はどう変わるのか、気になったのでまとめてみました。
無欲になる原因は何?
普通なら「〇〇がしたい!」「〇〇を買いたい!」というような欲は誰にでもあります。
生きると言うことも「欲」ですからね。
どうしてそんな風に無欲になってしまうのでしょう?
どんな原因があるのか調べてみました。
無欲とはやりたいことがないと言うこと
無欲になる一番の原因は、「やりたいことがない」ということかもしれません。
例えば、
- 自分のしたいことや欲しいものがもう手に入ったから、今は特にやりたいことがない
- 今の生活に不満がないから、別に何も望まない
など、今以上のことに特に興味がない状態、今に満足している状態だったり。
または、自分がこうしたい・あれが欲しいと思うような興味の対象が、まだ目の前に現れていないという場合もあります。
他人から見ると「やりたいことがないなんて」と不思議がられたりするかもしれませんが、特に
やりたいこともなく不満もないわけですから、望んでいないというだけなんです。
性格的な問題が「欲」をなくすの?
小さいころからの環境なのか、生まれ持った性格なのか、もともと欲のない人もいます。
それが普通なので、自分たちには何も不便を感じていません。
「そんなことするならやらなくていいや」と、最初から特に何もしないという考えの人もいるのです。
時代が生んだ現象「無欲」の恐ろしさ
時代は令和という新しい歴史を歩んでいる最中。
町にはモノがあふれ、欲しいものはだいたい手に入る豊かな時代となりました。
その半面、何でもある時代だからこそ「次に欲しいものは特にない」という現象を生んでいるとも言えます。
また、したいこと・欲しいもの、それらが手に入らなくても「何とかして手に入れる!」と思うような情熱を持てない世代が増えているとも言えます。
今から数十年前の日本を想像してみてください。
戦後、食べ物もろくにない時代も、人生の先輩たちは様々な知恵を使いながら生き抜いてきました。
焼野原だった場所も、ビルができ新幹線が通り、みるみる復興を遂げていきます。

この復興の速さは世界中が驚いたと言われていますが、「日本を住みやすい街に戻したい」「自分たちの手で日本を生き返らせたい」というような思いが集結して、今日の発展につながっていると思います。
欲とはちょっと違うかもしれませんが、これも「〇〇したい!」という思いから強い思いが生んだ賜物でしょう。
お金はなくとも、心が豊かで、熱い情熱を感じますよね。
現代では、「草食系」「無気力」「さとり世代」などという言葉も流行ったりしています。
欲がないというか、最初から「興味を持たない」「何かをしたいという情熱がない」という人が増えていからこそ、このような言葉が出てきたようですね。
そんな時代だからこそ、お金があっても時間があっても、欲が生まれてこない「無欲な人が多くいるのです。
欲がなくなるとどうなる?
では、無欲になってしまうとどうなってしまうのでしょう?
恋愛・仕事・生活・・・と、そえぞれの場面に分けて見ていきましょう。
また、「見てほしい」「存在を認めてほしい」という思いが最優先される自己顕示欲の強い人と比べて、その差にスポットを当てていきます。
恋愛欲がないと結婚から当たり前だけど遠ざかる
自己顕示欲の強い人は、恋愛もガンガンと攻めていく感じですよね。
「この思いを叶えたい!」「絶対に成就したい!」とあの手この手で相手に気持ちを伝えます。
あまりにプッシュしすぎると相手に引かれますが、ある程度気持ちを伝えることは必要です。
対する無欲な人は、「どうせ」という言葉も出がち。恋愛でも、「どうせうまくいかない」と思って、最初から諦めてしまうようです。
そのため、なかなかパートナーに恵まれなかったり、せっかくのチャンスも棒に振る傾向が。
また、自分自身が恋愛に欲がないため、「どんなことをしたら喜んでくれるか」や「二人での将来を描く力」が考えられないため、相手の気持ちを思いやることができません。
そして、自分の気持ちも伝えないため、相手からは「こっちに興味がないんだな」と思われてしまいます。
人によっては、「恋愛が面倒」「恋愛に時間を使うのがもったいない」と考えてしまう人もいるようです。
自分が心を開いて行動しないと、相手にも思ってもらえないさみしい人に、なってしまいます。
仕事欲がないと一生窓際族で終わる
どの職場にも、「仕事をバリバリこなして、みんなともコミュニケーションを図るのが上手な人」っていますよね。
彼らは仕事での成功はもちろん、そのやる気や功績から信頼も厚いです。
あまりに自己顕示欲が強いと嫌われる傾向もありますが、そこはバランスを取りながら周囲にも気配りを見せて行動すると良いです。
現状に満足することなく、常にチャレンジ精神を忘れないのが特徴です。
では、無欲な人はどうでしょう。
まず、「別に仕事は好きでも嫌いでもない」というような感じになってしまうのではないでしょうか。
そして「やりたいことがないので、ここで働いている」という認識でいるから、何年働いていても成長しません。
スキルアップには当然興味がないので、出世もしない。

やはり、一緒に働く仲間とは、同じ目標に向かって頑張ったり、助け合ったりと関わりながら仕事していくのが理想的ですね。
生活欲がなくなると質素になる
自己顕示欲の強い人は、「より良い生活」と常に求めています。
そのため、もちろん仕事なども頑張って生活水準も高みを目指します。
でも、頑張っている自分も見てほしいので、SNSなどで「リア充」アピールなんかをしてしまう人も。
こちらも嫌われない程度の、そして嘘のない情報を提示した方が良いですね。
そして無欲な人の生活は、非常に質素。
無駄遣いもしなければ、冒険もしません。
だから、部屋も余計なものがなく、食事も計画的。
派手にお金を使わないので、貯蓄はコツコツとできそうですね。
でもその代わり、特に刺激もなく代わり映えのない淡々とした毎日になってしまうかもしれません。
無欲は良いことじゃない!脱出するためには?
自分が無欲だとわかっていながらも、その生活をなかなか変えられずに悩んでいる人もいるでしょう。
「何かに対しての’欲’が欲しいのに何も浮かばない」のは、とても切ないもの。
では、この無欲を脱出するためには、どんなことを心がけたらよいでしょう?
色々なことにチャレンジ
無欲になる原因として「何も興味がない」ということがあります。
でも、もしかしたらこれから興味のあることが見つかるかもしれません。
そこで、それを見つけるために色々とチャレンジしてみましょう。
はじめは抵抗があることも、実際にやってみるととても好きなことだったという場合もあります。
「私はこういうことやってみたかったんだ!」と新しい発見に気づくこともあります。
何でも、最初の一歩から。思い切ってやってみて、そのことが生きがいに変わることもありうるのです。
たくさんの人と接する
無欲だと、自分の殻に閉じこもりがち。だから、外部の世界との接触も少ないんですよね。
それは、とても勿体ない!
思い切って、様々な人と接してみましょう。
- 会社の人と仕事以外の話をたくさんしてみる。
- セミナーや講座に参加してみる。
そんな些細なことからで構いません。
人間は一人ひとり個性があります。

つまり、あなたの人生を大きく変えるきっかけがたくさん掴めるということ。無欲を脱出するには、人と深く接していくことが大切です。
欲は生きるモチベーションになる
あまりに強い自己顕示欲は、相手を疲れさせ、わかってもらえない辛さで自分も疲れます。
自己主張もほどほどにしないと、嫌われてしまいますもんね。
そして無欲な人も、「いるのかいないのかわからない」「何を考えているのか見えない」と思われて、距離を置かれてしまう場合も。
やはり、この二つのバランスが大切。あまりに欲があってもダメですし、無欲すぎるのも付き合いずらい。
私たちの生活には、
- 「頑張ってやり遂げよう!」
- 「これが買いたいから仕事頑張ろう!」
というような欲があることで、それに情熱をささげることができます。
その情熱のおかげで、楽しさや苦しさなども経験しながら成長し、彩りある生活を送れるのです。
無欲だと、人生は何の変化もなく、つまらない毎日になってしまうんですよ。
どうせ同じ人生を生きるなら、誰でも楽しい方が良いに決まっています。
そのためにはバランスの取れた欲も絶対に必要。

自分のやりたいことを見つけて、それを叶えるために努力する、欲を生きるモチベーションにして毎日を充実した時間にしましょう!