引き寄せの法則が流行してから、それを頑張って実践する人も増えてきました。その一方で、「引き寄せの法則を知れば知るほど、心がざわついてしまう」という悩みを抱える人も多いようです。
望む人生を幸せに生きるための法則のはずなのに、なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。
理由①人と自分を比べてしまう
引き寄せを知れば知るほど心がざわつく理由の1つに、「人と自分を比べてしまう」というものがあります。
引き寄せの法則を上手に使いこなしている人は、自分の望みをスムーズに引き寄せています。でも、引き寄せの法則を実践することに慣れていない人は、どうしても回り道をしてしまいます。
これは、引き寄せ初心者のうちにはよく起きる現象で、この段階で諦めてしまう人もいます。
そして、引き寄せを上手に使いこなしている人を見て、うまくできていない自分を卑下してしまうのですね。
また、引き寄せを上手に使いこなしている人に対して、嫉妬心を感じることもあります。
これらの気持ちが、心のザワザワにつながってしまうのです。
でも、引き寄せは、「今この瞬間の自分」に必要なことが起こります。これは引き寄せの法則の黄金律で、引き寄せの法則を実践していると、このことがよくわかります。
物事がスムーズに進まないのであれば、それには大きな意味があるのです。もしかしたら、「焦らず慎重に進みなさい」というサインかもしれませんよね。
なので、引き寄せの法則を実践する上では、人と比較をせず、自分自身に起きる学びに取り組むことが大切なのです。
理由②引き寄せようと躍起になってしまう
望む未来を本気で引き寄せようとすればするほど、心に力が入りますよね。引き寄せの法則は、ここで、あえて力を抜くことが大切です。
でも、本気であるあまり、力を抜くことができず、「何が何でも引き寄せよう」と躍起になってしまう人も多いようです。
これでは心身に大きな負担がかかり、ストレスになって、心がざわざわしてしまいますよね。
引き寄せにおいては、確かに、「最初に本気で決める」ということがポイントです。でも、その後は、それを忘れて、毎日を地道に生きていくことが大切なのです。
一見、拍子抜けしてしまうように感じますが、忘れた頃に必ず転機が訪れるのが、引き寄せの法則なのです。
この転機がいつ起きるかはわからないため、みんなどうしても不安になって焦ってしまうのですね。でも、不安や焦りなどのネガティブ感情が強くなると、引き寄せが働かなくなってしまいますよ。
自分が思った通りに事が運ばなくても、水面下ではエネルギーが確実に動いています。それを信じ、「決めたのだから、時間がかかったとしても、具現化しないわけはない」とおおらかに構えることが大切です。
理由③引き寄せを「知る」だけで、使いこなせていない
そして、引き寄せの法則を「勉強し過ぎてしまっている人」も、心がざわざわしやすい傾向があるようです。
わたしの場合のざわざわ感は、まさにこれでした!
真面目に取り組めば取り組むほど、
- 頭がすっきりしない。
- 心がもやもや。
と言った事が起きていました。
今は、引き寄せの法則の本や動画があちこちで出ていて、いつでも誰でも、気軽に勉強できるようになりました。
ところが、勉強をし過ぎると引き寄せの法則を使いこなせていないと、ネガティブな気持ちになりやすくなるようです。
それにより、「頭から下」がストレスを感じるようになり、ざわざわした気持ちに囚われやすくなるようです。
引き寄せの法則においては、「ピンときたら、すぐに体を動かして行動することが大切」と言われています。
学ぶことばかりになり、体を動かして行動することが足りていないと、悶々としたままになってしまいます。
なので、引き寄せを学んだら、いざという時にすぐに行動できるよう、軽やかな状態にしておくことが何よりも大切と言うことをわたし自身も実感しました。
また、勉強をし過ぎることで、批判精神ばかりが高まり、これがモヤモヤした思いにつながることもあります。
この他にも、引き寄せを勉強し過ぎることで、「自分は偉い」と勘違いしている人も、最近は増えてきているようです。
その結果、引き寄せを上手に使いこなせていない人や、引き寄せを学んでいない人に対して、批判の気持ちが出てきてしまうとか。うーん、これもね、本末転倒です。
以上のような要因で、慢性的な不満やイライラの原因になり、心をざわつかせてしまうと言われています。
心当たりはありませんか?
心のざわつきが消えない時は、瞑想を意識的に取り入れてみてください。